実験車としての役割も担っているゴーリーたしろのミニ。その内外装には、数多くの社外アイテムが装着してきた。特に電装品の装着数が多いため、それらの整理整頓を行いながらリフレッシュを実施していく。もちろんゴーリーたしろが得意とするDIYでの作業となるのだが、今回はそのDIYの魅力も明らかになった!
マーク:「シガーソケット電源の交換、この作業で満足した点は?」
ゴーリー:「まだ実際には使用していないので、便利かどうかはまだ分からないが、少なくとも接触不良などが発生しにくくはなっていると思う。何より満足度か高い点は、ドリンクホルダー付きのケースに中華製のシガー電源をジャススフィットさせたこと。裏板に4つの穴を開けてシガープラグの逃げ加工を作った点も、構想どおり上手くできたと思ってる。ケース自体も塗装し直したことで、見た目もキレイだろ!」。
マーク:「今回行ったバックセンサーの装着し直しとシガー電源の交換、しかも既存のケースは流用するというミッション、普通にプロショップへ依頼することも不可能ではないと思いますが、頼む方も受ける方も、なかなか難しい仕事になりますね。ポン付けとは異なるし、用済みとなる配線の見極めなども必要になるし」。
ゴーリー:「予算と時間に余裕があるなら、プロショップに依頼することも正解なんだよ、特にDIYが好きではない人はね。オレの場合は自分で考えながら装着するのが趣味だからな、それ自体が楽しいし、ミニという素材はDIY向きだと思える部分が多い」。
マーク:「ボクは予算も時間も不足していますが、同様の作業をやるならプロショップにお願いしたいです、工具も持っていないので」。
ゴーリー:「工具や材料を揃えてDIYを始めようとすると、けっこう高く付く場合も多いかもな。オレの場合はDIY歴が長いし、工具も徐々に揃えてきたからね。材料も余っているものを流用しているので、安く済ませるという意味でも有効なんだけど、やっぱり目的はそこじゃなくて、自分でやるのが好きなんだよ」。
マーク:「DIYって、費用の節約が目的だと思っていましたが、間違ってました! 満足度の高い趣味だったんですね。そういえば、英国ではバックヤードでヘインズのマニュアル見ながら自分で整備するとかよく聞きますが、あれも趣味でやっている人が多そうですよね」。
ゴーリー:「失敗するというリスクが常に存在するからその辺りは注意が必要だけど、失敗することも楽しかったりするんだよね、DIYって」。
マーク:「いやぁ、気が付かなかったなぁ、今まで仕事だと思っていましたが、ゴーリーさん趣味に付き合わされていたんですね。撮影時間が長い理由も納得しました!」
DIYを試みるなら最低限、電動ドリルは必須
もの作りには素材を加工するためのツールは必要不可欠。というか、持っている工具、使える機材によって作ることができるアイテムが決まるといっても良いのではないかと思う。
返せば、作りたい作品に応じた設計の図面、工程の計画と道具の選択は絶対に必要なプロセスになる。そのうえで考えると、少なくとも電動のドリルは欲しい。そして、重宝するのはベビーサンダー。最近はアダプタ類も多くなって、ベルトサンダーやマルチカッターに変換することも可能だからだ。
まぁ、あげればキリがないけれど、コンプレッサーが一台あると、家族みんなが喜んでくれるぞ




それまで使用していたシガーソケット電源は、スペーサーで径を調整していたため緩いフィット感となっていた。これを改善するため、最新のシガーソケット電源へと入れ替える(ただし謎の中国製)。また、4つのソケットのウチふたつを、昨今需要が増えているUSB電源とした。









ブロアーファンモーターケースの下に装着していた、4 連シガーソケット&ドリンクホルダー。そのシガー電源を中華製のものへと交換するのだが、既存のものよりも大きいために、各部の加工を実施した。
4 連シガーソケット&ドリンクホルダー、この既存のプロダクツを利用しつつ、最新のシガー電源へと交換することで、日常での使い勝手を向上させる。
電装系のリフレッシュ、まだまだ先は長い感じで悩ましい…
今回レポートしてもらった作業は電装系リフレッシュプランの中でもワン・ツーの作りもの作業だ。
この日は一日の取材だったけれども、プランニングから部品の調達。そして、装着のための前加工を考えると、もう随分と前から取り組んでいる気がする。それこそ、数ヶ月になろうか……。
それが紆余曲折、臨機応変、適材適所で最終形態に集結すると、嬉しさもひとしおである。
まだこのあと、装着作業も残るし、電装関係のキモとなる配線も。いやぁ、楽しい
(2023年4月号より)








ジグゾーもベルトサンダーも使う!
新たに装着するシガー電源は外径が太いため、ケース裏面部分にも穴開け加工が必要となった。電動ドリルで穴を開け、ジグゾーで鉄板を切り、ベルトサンダーでバリを取って成形し塗装して完成。



