ミニスプリントって今でも買えるの!?
「ミニスプリント」にめっちゃ興味を惹かれています!
これまで、NARITA SPRINT GTSにG.T.EUIPEMENTのミニスプリントレーサー、ロブ・ウォーカー(S&A)のミニスプリントなどを見てきましたが、あの低く構えたスタリングがすごく魅力的で、今持っているクルマ(ミニではありません)を売ってでも欲しくなっちゃうほどでした。
もっとも今でも頑張れば(探す努力と金銭的に)手に入れることもできるらしいので、いつかは……と妄想していたら、こんなことも聞きました。
「ミニスプリントを作りたいなら、探せばボディが手に入るよ」って。
「え? ミニスプリントって’60年代とか’70年代に作られたクラシックミニじゃないの!?」と、大前提的な疑問が湧き上がってきたのです。
そこでミニの歴史と言えばこの人、ミニマルヤマの丸山和夫社長にミニスプリントのことをあれ話を聞きにいってみました。その詳しい内容については、今月21日に発売になった「STREET MINI VOL.51」をご覧になってくださいネ!
で、ミニスプリントに関するエピソードって、いろんな話を聞くし、日本語のサイトを見てもそれぞれ断片的なことが書いてあってなにがどう繋がるのかよくわからないので、丸山社長のお話と、英語で書かれているヒストリーサイトの情報を読みながら、日本語ではあまり書かれていないミニスプリントに触れていきたいって思います(ちなみに編集Nは英語翻訳の仕事をしていた経験あり)。
もっともミニスプリントって最初に遡って触れるとなると55年も前の話になるわけだから、基本的にはネットで個人が書いているサイトは伝聞情報ばっかりです。
でも当時のカタログ(’60年代物)を丸山社長がお持ちだし、英語のサイトでは当時のプレスリリースやスターリング・モス(伝説のイギリス人F1レーサー。ミニスプリントを所有したことがある)が、当時の英国の自動車雑誌にミニスプリントに関してのコラムを寄稿したものなどもあり、正しい情報は探せば見つかります。
編集Nは、20数年前に某国産旧車雑誌に所属していて、トヨタ2000GTやケンメリGT-R、ホンダS600/S800ベースのグリフォン(フライングペガサス)などの知られざるヒストリーを見つける取材記事ばっかりやっていましたので、歴史的な部分は得意です。
でもミニスプリントはもう55年も前のクルマ、特に英国車であることから、情報の裏取りがなかなか難しいと思うので、間違うこともあるかと思います。まぁ、もし間違っていたとしても、指摘できる人はまずいないと思われるので、間違わないように公になっている事実を中心に触れていきます。
で、最初のエピソードはこれにしましょう。当時のミニスプリントがロブ・ウォーカーのディーラーで販売されたのみなさんご存知かと思いますが、ロブ・ウォーカーがウィスキーで有名なジョニー・ウォーカーの一族だったってご存知でした?
編集N
自動車雑誌編集者歴30年の、カメラマン・ライター・英語翻訳・動画撮影・動画編集、そして雑誌企画制作もこなすハイパーマルチメディアクリエーター。プライベートではミニメイフェアと30プリウス、フェラーリなどを所有。
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