ローバーミニ父娘の理想をカタチにしたクラシックミニマークII仕様！

by streetmini2020年11月21日2021年1月17日

MINI Mkll style

’97年式のインジェクションミニをベースに製作されたOEWのフェンダーレスMkllスタイルだ。オーナーはNさん。ミニとの出会いを尋ねると、父親のEさんがもともとミニがお好きだったそうで、折に触れミニの本や雑誌などを眺められていたそうだ。それを見て育ったNさんも幼心にカワイイ車だな、という印象を持っていたそうだ。

そんなミニへの思いは年月とともに薄れていくということは、Nさんに限っては無かったようで、免許を取得してからすぐに訪ねたのが高知県のミニショップ「メカドック」。事前にリサーチして、自分好みのミニを製作してもらえるお店を調べていたのだとか。

「ボディや内装のカラーリングは私が決めました。オールドミニらしく、フェンダーレスで10インチというのもメカドッグの中村さんにお伝えしました。エンジンやその他の細かな部分に関しては、父と中村さんにお任せしました」というNさん。

それでは、Nさん親子のリクエストを忠実に再現したミニを見てみよう。視線を近づけてまず気付くのは、丁寧な板金処理で仕上げられたボディワーク。フェンダー部やリアまわりといった仕上がりに差が出やすい部分も、非常に丁寧な印象を受ける。内装に目を移すと、オールドミニの定番といえるセンターメーターとモトリタのウッドステアリングの組み合わせ。シートと内張りはNさんのリクエストでエンジ色の生地に張り替えられ、ヴィンテージ感を醸し出している。