ローバーミニカスタム｜ディテールまで徹底再現！ミニへの熱意が込められたMkIIスタイル

by streetmini2020年10月17日2021年1月18日

MORRIS MINI COOPER MkII style

「東急ハンズ名古屋店　Mini誕生60周年祭」の発起人であるHさんの愛車についてご紹介しよう。

Hさんが所有しているのは、こちらのキャブクーパーをベースに仕上げられたモーリス・ミニ・クーパーMkIIスタイルだ。ボディカラーは、モーリスの純正色であるアーモンドグリーンが丁寧に再現されているほか、グリルもMkIIタイプに変更済み。さらにフェンダーレス化やダミーヒンジといった定番のポイントはすべておさえられている。

フォグランプは希少なレイヨットの当時モノを装着。グリルバッヂはご自身で発掘したという’50年代のRACバッヂに、JCMの先代代表が3つだけ作ったというオリジナルバッヂのうちひとつをセット。

これらを揃えるだけでも、MkIIスタイルとしては充分に気合が入っているといえるが、さらによく観察してみると、ワイパーホールがセンター寄りに設けられているほか、ルーフのドリップレールまで再現されているから、そのこだわりぶりには驚くばかりだ。

ヴィンテージスタイルでは欠かせないダミーアウターヒンジ。ルーフはドリップレールも再現。ワイパー穴はオリジナルにならいセンター寄りに。

「もともと、キングスロード名古屋北店でベース車として販売されていた個体でしたが、長い間置かれていたみたいで、ドアだけが別の色になってしまうほど、塗装が傷んでいました。ですので、せっかくボディワークするのであれば、オールペンだけでなく、ディティールも再現しようと思ったんです」と語るHさん。また、納車前のリフレッシュではエンジンもオーバーホールしたことで、日々のドライブも快適に楽しまれているのだそう。