ローバーミニカスタム｜複数台のミニを乗り継ぎミニ1000に原点回帰したオーナーを発見

by streetmini2020年9月12日2021年1月18日

BL MINI 1000

OEWのミニ1000でやって来られたのは、Nさんご夫妻だ。いまや希少になってしまったミニ1000、しかもここまでキレイな状態のクルマは珍しい。聞けば、昨年末に納車されたばかりだそうで、ボディや足まわりのリフレッシュに1年余を要したという言葉からも丁寧な作業で完成されたことが分かる。

レストア後にオールペンされた美しい仕上がり。丁寧な板金作業を経て完成したフォルムだ。

オーナーのNさんご夫婦にとって、これがなんと5台目のミニだそう。最初のミニは26年前、結婚と同時に購入したミニ1000だったのだとか。

「当時は2人ともクルマを持っていたのですが、無駄なので1台にしようということで、妻がミニがいいと。それで購入したのが中古のミニ1000でした」とNさん。

足周りはフェンダーレス10インチ。ホイールはCRを装着。ガスキャップは、アストンタイプのクローム仕上げを装着。

最初は奥さんの提案だったが、ミニに乗るうちにミニの面白さに目覚めたというNさん。子供が産まれて家族が増えるということで、乗り換えたのがカントリーマンだったとか。

「クラシックなスタイルでとても気に入っていたんですが、エアコンがないこともあり、ある日子供が熱中症になってしまったんです。それで、’99年式のメイフェアを新車で購入して乗り換えました」と奥さん。

エンブレム多プレートはリプロ品を使ってキレイにリフレッシュ。シートや内張りはオリジナルだ。

その後、もう1台同じインジェクションのメイフェアに乗られたそうだが、Nさんには物足らなかったようで、5台目になるミニは最初に乗ったミニ1000に原点回帰したというわけだ。
内外装ともにオリジナルの雰囲気を残して仕上げられたミニ1000。今後は少しずつ手を入れながら、永く乗っていきたいというお二人なのだ。