曽根です。
NKD様からエンジンが止まっちゃう、と連絡ありまして・
保険会社の無料ロードサービスでキャメルまで到着です。。。
任意保険は事故だけじゃありません。。
故障したときのレッカーサービスが便利です。
神奈川県の鎌倉から届けてくれました。。。
エンジンストールでの入庫ですが・・・・・
積載車に積み込むときも、今降ろしてここまでも難なくエンジン掛かって自走できました。
エンジンストールするけど、再始動しちゃうんで原因がわかりにくいです。。
思い起こせば、去年の夏にも同じようなストールがきっかけで『いざ鎌倉!』でした。
安心オートマにした時にエンジン脱着するので配線などもきれいになって自然治癒したかとも思ったのですがやはりどこかに原因が潜んでいそうです。。。
オイルチェックは入庫時の必須点検項目。。。 OKでした
そして、夜になって
ECUデータで原因探ろうかとエンジン掛けようとしましたが・・・
セルは回るがエンジン掛かりません。。
チャンス! 原因わかるかも・・・
ミニモニのマルチ画面を見ながらセルを回します。。
セルモーターが回ってる間、クランク角センサーからの信号は出てることは確認できました。
さて原因は点火か燃料か・・
クランク角センサーの信号がでるとECUからメインリレーに『燃料ポンプへ電源を送れ』と指示が飛びます。
かじかわ君、セル回すから燃料ポンプが回ってるかタンクに耳を付けて音を聞いて~
『回ってませーん。』
じゃ、メインリレーは作動してるのか?
うん、セルモーター回し始めるとカチッと音がしてポンプへのリレーは動いてるようです。。
メインリレーから室内のヒューズに電気が流れますが・・・・
検電ペンが反応しない・・
いや、点灯することもあります。。
なんかポンプへの供給電源が不安定な感じ。。
ヒューズへの電圧は正常です。。
セルモーターを回した時の電圧降下がやや大きいかな。。。
走行中で電気負荷が大きい時エンジン回転が下がって電圧が下がっても同じことが起こる可能性アリです。
燃料ポンプへ電気を送るメインリレーへの電源はメインヒューズです。。
おそらく新車から交換されたことのないメインヒューズの接点も汚れたので新しいヒューズに交換してみます
ECUの後ろにあるメインヒューズボックス・・
右から4番目がメインリレーへの電源です。。
さらに、メインリレー内部の接点も疑って・・・
テスト用のメインリレーと交換してみよう。
と、コネクターを外したら・・
燃料ポンプへの接点が焦げてる!
ここの接触抵抗で燃料ポンプを回すための電流が足りなくなったのが原因のようです。
他にも接触抵抗が起こりそうなコネクターを探します。。。
ここは大丈夫でした。。。
ポンプを動かすための電源の流れは・・・
メインヒューズ ⇒ メインリレー ⇒ 室内のヒューズ ⇒ イナーシャスイッチ ⇒ 燃料ポンプ
です。
それぞれのコネクターやギボシやヒューズの接点があり、それらのどこかに接触抵抗があってもポンプへの電力不足の可能性が潜んでます。。。
ここは対処療法ですが、燃料ポンプの駆動電気はリレーを使ってバッテリーから直電をいれてやろうと思います。
アズマ追記です。
コネクターの端子部分はより接点がしっかりくっつくように、メス側をカシメておきます。
更にカーボングリスを接点に塗布し接触抵抗もできる限り減らします。
リレーを取り付けます
リレーは燃料ポンプの配線に割り込ませて設置しました。
これで、燃料ポンプはバッテリーから直接電気をもらって動作することができメインリレーのコネクターや途中の配線の負担を減らすことができます。
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