曽根です。
点検ではいくつか宿題が出ましたがその中からまずは水路洗浄&スリーチェックと、
そして燃調が濃い問題の原因究明から着手します。。。
前回の堅い制服から今日はアクティブなライダーズファッションです。。。
では・・お預かりいただきます・・
4月8日月曜日 児太朗です。
エンジン内部に冷却水温度とラジエター内の温度差を確認します。
サーモスタットが悪いのか冷却水の流れが確認出来ません
溢れてくるのでサーモスタットに調子が悪いのか?
電動ファン作動確認
エンジン内部の冷却水が104度Cを越えても電動ファンは回りません。
電動ファンスウィッチの点検
短絡させてファンの周りを確認します。
エンジン内部の冷却水を循環させ洗浄します
5回目
まだ完全では有りませんがだいぶきれいになってきました。
必要ならば再度洗浄します。
本日の作業はここまで
つづく
4月11日木曜日 児太朗です。
分解していきますがここで問題発生
アッパーサポート取付ボルト2本が錆びつき固着していました。
結局ボルトは折れました、原因は錆による固着です。
アッパーサポートもハウジングも固着していて外れませんでした。
外すために力を加えましたが歪んだ可能性もあり水漏れの原因になるので交換です。
ここにサーモスタットが入っています。錆で埋まっているので清掃します。
乾いていますがサーモスタットです。
汚れと錆で作動不良を起こしていたようです。
サーモスタット取付部からホースで水を流し可能な限り洗浄します。
洗浄したはずですがまだまだ汚れが出てきまね。
出来る限り汚れを流しました。
やっとサーモスタットの交換が出来ます。
交換部品とサーモスタットです。
作業性を確保するためオルタネーターを外しました。
その際ベルトの亀裂を発見しましたので交換します。
新しいGKをつけ ハウジング サポート類 サーモスタットを組みます。
本日の作業はここまで
4/12アズマ追記です。
新しいサーモスタッドの動作をチェック。
ラジエーター側の温度計とエンジン側の水温計にしっかりと差があります。サーモスタッドは閉じています。
88℃になりサーモスタッドが開きました。勢いよく冷却水がラジエーターに流れ込んできています。
電動ファンは95度で動作を開始。
停止は92℃でした。電動ファンの動作もOKです。
4月16日追記
曽根です。
水路洗浄しましたがヒーターコアは錆で詰まっているようで水が流れず暖かくなりません。。。
ヒーターコアをはじめ、ラジエターやウォーターポンプ等すべてを交換してリフレッシュしたいところですが、まだブロックの水路に錆がかなり残っていそうなので更に洗浄した後2~3か月走行したあとに新しいラジエターやヒーターコアに交換することをお勧めしました
で・・錆の掃除にクエン酸を使ってみます
クエン酸を約150g溶かして洗浄・・
数キロ走行したりガンガン冷却水を回してきました。。。
前回も数回以上すすいできれいになるところまでやったんですけどね。
この色になるまで、更に一回すすぎしてます。。。
4回目のすすぎ・・
今回の特盛洗浄はYoutubeでスペシャル映像として特集する予定です。
この後、重曹で中和させてすすぎました
最後にラジエターから逆流してすすぎ・・
クエン酸 と 重曹を使った洗浄でスッキリしました
4/18アズマ追記です。
ガスが濃い原因を確認していきます。
インジェクターのOリングを交換してみて燃調が変わるか確認。
燃調は濃いままです。インジェクターのOリングからのガソリン漏れではなかったようです。
ミニモニの燃調補正値を確認すると薄くしようとしていましたが補正できずフューエルセーブ値で動作しているようです。
インジェクターのレギュレータースプリングを外し燃調が変わるか確認。
レギュレーターのスプリングが外れ燃圧が下がったことにより燃調が薄くなりました。ECUはガスが薄いと判断し燃調を濃くしようとしていますが、、、
これ以上修正できずフューエルセーブ値になりました。
排気ガスを調べると燃調が薄くなったことによりCOがほぼ0に近い数値になりました。
スプリングが付いていると燃圧が濃すぎて、外すと薄くなるのでその中間くらいにしたいところ。
燃圧が調整できるようにSFRを取り付けたいと思います。
4/19アズマ追記です
燃圧調整式レギュレーターのSFRの燃圧をモニターするため燃料パイプに燃圧計を装着。
燃圧調整レギュレーターのSFRを装着。
燃圧計とミニモニの燃調補正値を確認しながらSFRを調整します。
高かった燃圧をSFRで落とし燃調補正が出来るようになりました。
このときの燃圧は0.08Mpa前後です。
排気ガステスタの数値もいい感じですね。
次はPバルブの交換を行っていきます。
4/20アズマ追記です。
Pバルブを交換するため周辺のブレーキマスターやサーボなどを取り外し。
Pバルブを取り外し。
新しいPバルブに交換します。
Pバルブを取付後、周辺に漏れてしまったブレーキオイルを水で洗い流し。
ブレーキマスターなどを組戻し後ブレーキオイルを補充して作業完了です。
シートは運転席側と助手席側が入れ替わっていたので入れ替えておきました。
つづく・・
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