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ほとんどのインジェクションミニが3速で坂を上がれない状態で走ってます。

最近ミニを新しく手に入れた人や、走行距離の少ない車輛が手に入った時代からずっと乗っている方は

エンジンが軽く回る感覚を知らない、そうでなくなっていることに気づかずに乗っています。

輸入車が日本と本国で使われ方が最も異なる事のは、日本の場合走行速度と、一度に走る距離がとても短いことです。

これは1990年代までの一般的なエンジン、ガソリン・ディーゼルを問わずにエンジンの性能低下を引き起こす原因になっています。

どんな自動車も日本よりずっと走行速度が高い状態で使われる欧州車はそれがシトロエンの古い2CVでも空冷のFIAT500でも空いた田舎道を結構な速度で走っています。日本の場合、輸入車様(笑)として大切に扱われる為、輸入車の部品・修理代が高い事があったし、故障しないようにそっとゆっくり走るのが普通です。

今はそんなことないでしょ?と思われるかもしれませんが、頻繁に高速道路や自動車専用道路を走る都市部と異なり、小型の輸入車に乗る人は以前にも増して年齢的に高くなっているし、買い物や近隣への用事に使うことがメインなので、燃費も良くないし、何より排気系の劣化が予想以上に多いはずです。日本車って、マフラーの劣化がすごく少ないでしょ?リアのタイコ部分が腐食で穴が開いたなんてもうほとんどありません。

欧州車はエンジンから後ろが分割されずに一体で部品供給されるものがほとんどで、部分部分の交換が設定されていないものが多いです。

そして、触媒は消耗品とされて、ちょっと前までの、ミニもそうですが、セラミック触媒が使われてるものはもちろん、金属触媒でも内部で物が外れたような音を立てるケースが普通です。そうなると、5年以上乗られた小型輸入車の流通価格と同程度の部品修理費用が掛かり、一度は乗ってみたかった輸入車、それも手の届く範囲で買ったドイツ車なのにあっさり維持を断念するケースが多いのです。

直噴エンジンになったドイツ車も、日本的な使われ方でシリンダーヘッド内部のカーボンが溜まってヘッドのOHが必要になるケースがとても多いことは案外知られていません。5万キロをもたずに発症します。

ミニに話を戻しますと、同じように不具合は起きていますが、それ以前にマイナートラブルでエンジンが掛かる掛からないレベルのところまで評価基準が落ちてるため、走りそのもののに対する良し悪しに気づかない人が多くて、そこへ来て若い世代の自動車離れや中高年のしみったれ根性でミニを運転する面白さは、今となっては古典的で小さなボディー、色もカラフル、そして新しいワーゲンビートルよりももっと見かけない希少さで人気が維持されています。

専門店での整備や車検費用が高すぎてコロナ過を境に明らかに避けられてる傾向もあって、今じゃオートマの故障は直さないのが普通?だし、海外に持ち出す外人バイヤーもオートマは持っていきません。

いまよりずっとお給料も安くて、大きな国産車や大きなテレビなんてそうそうお目にかからない時代、もちろんインターネットやスマートフォンもなかった不便な時代でも、サーキットを会場に年に1~2回開催されるミニの大規模なミーティングは全国から会場一杯のミニがやって来て熱気もすごかった。そりゃそうで、クーラーの付いたミニってごく僅かでしたから、エンジンと体温でラジエーターも吹き出しそうでした。

当時、SPAXの黄色いショックアブソーバーとリップスピードのハイローキットで部品代が10万円を少し切るくらいでした。

すごく高価でしたよ。でも12インチの鉄ホイールに丸いキャップを付けて、ハイローキットで車高を下げてルーキーの黄色いセンターマフラーを付ければ、そりゃもう典型的なミニオーナーとしてヤッテルヤッテル!満足感MAXでした。

そんな時代にDHR-CCVSが有ったら、そして今の価格だったら、きっと多くのインジェクションミニオーナーが試してくれたと思いますが、当時はまだキャブレターモデルがほとんど、それも1000㏄だったので、DHR-CCVSはタイムマシーンで戻っても売れない(号泣)のはこの話のオチです(核爆)

DHR-CCVSを販売して、最近のお客様の中に増えたのが、説明書を説明書を読んでないと思われる方が少し出てきていることです。
これはスマホに取り扱い説明書が付いてこないのと同じで、時代をよく反映してる気がします。
そして、多くの方がネットで他の方の投稿を読んで参考にするため取り付けに不具合があってもさかのぼって考えられない、そんな感じがします。

これは専門店のメカニックであっても同じ。日本語の説明書を読んで理解できないのかな?と思うことが無いわけではありません。

インジェクションエンジンのミニにDHR-CCVSを付けて、お持ちであればノーマルのエアクリーナーに戻してください。

それだけで、これまでなら坂でシフトダウンを考えた状況でもそのままアクセルオンだけで走ってゆきます。

もし3000回転以上までエンジン回転を引っ張るようなシーンでは、その部分に感じるような“ツキの悪さ” ”引っかかりや谷”のような感覚がなくなります。

女性のドライブでも100%感じられます。

ぜひお試しください。


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