ちょっと前まで真夏の服装でOKだったのに、寒暖の差が大きくて、寒む!って感じですね。
最近は以前ほど目にしなくなりましたが、エンジンやミッションの大掛かりな整備
何か不調があって、相談したら勧められて素直なお客さんがやっちゃうパターンです。
確かに10万キロ走ってるミニならOHすればそれなりにリフレッシュされます。
不調の原因、不調とは言えないが、ミニってこんなに走らなかった?と、ちょっとがっかりした場合
だからと言ってオーバーホールまでは不要なケースがほとんどです。
基本的に走り方がおとなしいミニユーザーの場合、これはフォルクスワーゲンのTSiエンジンを積んだ小型車でも同様の症状を起こすのですが、シリンダーヘッドのポート内部のカーボンの詰まり、バルブ周辺のカーボンやエンジンオイルによる詰まりが原因です。
これらはよくあるケミカルによって溶かして排気を使って吹き飛ばすには症状が重篤すぎます。
ですから、機会を選んで、シリンダーヘッドを下ろし、バルブスプリングを外してバルブシールを新しくし、バルブのポート側にたまったカーボンをクリーニングして、ポートにたまったカーボンをブラシでスッキリ除去します。
この程度はオーバーホールなどというに値しません。そして、マフラーも含めて、特に触媒を高圧空気でクリーニングします。
もうめっちゃくちゃに黒い煤が出ます。
シリンダーヘッドを戻す際にごくスタンダードなガスケットの新品を使い、バルブシールも普通の純正タイプを使ってください。
スバル製など国産流用はサイズが違うのだから費用対効果が合いません。勧めるメカニックがいたらまた来ますと帰った方が財布の為です。
O2センサーも煤だらけで詰まってるので、丁寧に煤を取ってください。
これで30分ほど2500rpm~3500rpm、つまり4速で40km/h~70km/hくらいの速度なので高速道路にも乗る必要がありませんが、この速度域を行ったり来たりしながら30分ほど走ります。2速から4速までまんべんなく使ってください。
そしたら、ECUが燃料の供給を走行に合わせて変える領域と、元々プログラムされた固定されていた領域を行ったり来たりすることになるので、ECUは学習機能が働いて、抜けの良くなった本来の燃調を回復します。
その後で、弊社製DHR-CCVSをつけてみてください。絶対にエンジンフィーリングの改善を体感出来ます。
これは私が保証するというより、使っていただいているお客様のインプレッションでお分かりいただけると思います。
そのあと、WSC-VTEやDHR-SIFを追加していけばさらに性能の向上が体感出来ます。
フロントウインド周りに缶コーヒーのおまけを並べるような楽しみ方もありますが、家族以外を助手席に乗せたときに腹の中でドン引きされるのがオチww
どんな触媒も上に挙げた動画のような状態です。ぜひクリーニングしてください。