秋晴れが続いていますね。ムナカタです。
そんな良き日に夫婦で元ラリーカー乗りのKBT様夫妻がキャメルに初来店です♪
友人から引き継いでこれからも大事に乗っていきたいから点検よろしくね(^▽^)/
早速、点検開始。
綺麗な1000ccのオートマです!
ラリー出身のKBT様、ご自分でヒューズはブレード化されていました。ハンダを使っているところが一味違います!
前回のオイル交換から約3000kmちょっとですがオイル量はOKです。
オイル中の燃料希釈による粘度低下の基準となるガソリン臭は少なめでチョイ乗り以外にも油温を上げて走行出来ているようですね!
サクションピストンのオイル量は少なめでしたので足しておきます。
走行距離を見て一周回っているのかな?と思ったら実走行と聞いてびっくりしました・・・
引き継ぐ前はあまり乗られていなかったようです。
初来店ということもありマスターと車談議&整備計画について作戦会議。。
ある程度作戦会議したところで、オイル交換をしながら出来そうなものから作業を進めていくことになりました。
作業中は私もカメラ向けてパシパシ撮っちゃうわよぉ~📷
写真はたく取っていますが取られなれていないので少し緊張します・・(笑)
早速、走行チェック向かいます。
後ろもはっきり見える便利ミラーも完備しています。
走行チェック開始、エンジン・ミッションともに調子は良さそうです!
しかし、足回りの振動は少し大きいですね。ラバコンの潰れなどが考えられます。
足回りリフレッシュお勧めです。また、走行チェック前の聞き込みの際におっしゃっていたブレーキングの際に左にタイヤが持っていかれる現象がかなりあります。
ナイロンベアリング?ハブベアリング周辺が怪しそうです。、
クーラー・ヒーターOKです。
ワイパー・ウォッシャー・ホーン作動OKです。
灯火は全て点灯していますがハザードがハイフラ状態のようです。
球切れ等はありません。ヒューズをブレード化してからということなのでヒューズ付近が怪しそうですね。。
電動ファンは手動スイッチが取り付けてありました!
既存の電ファンスイッチが機能しないようです。
ベルトの張り具合はOKです。
点火系はデスビに雨除けカバーがついていて安心できそうです。
プラグ・プラグコードに腐食等はありませんでした。
出来ればフルトラにしたいんだよねぇ~。。(KBT様の囁き)
オイル漏れはタイミングカバー側とコンバーターシール側とキックダウンスイッチとメカポンプ付近とデフサイドシールと左のドライブシャフトインナーブーツに滲んでいます。ミニのオイル漏れの定番のフィルターケースからは漏れていないようです!
排気系はマドルマウントの付近のステーが折れてしまっています。
また、タコ足の接合部付近にすすのようなものが見えます。これは排気漏れしてそうですね。。
排気系もリフレッシュしていきたいところです。
こんな機会は滅多にないからしっかり愛車チェックです♪
ブレーキゲイターブーツは完全に割れてしまっています。
こちらも交換オススメです。
フロント足回りを上げて確認してみると、タイロッド?ナイロンベアリング?ハブ付近に大きなガタが有ります。ブレーキング際に流れてしまう現象はここが原因のようです。。
オイルを抜いていきます。
オイルは写真では黒く見えますが実際は濃い褐色といったところでした。
オイル管理を丁寧にされているのでオイルの状態は保たれているようです。
しかし、鉄粉量は多めですね。。
現在は走行距離も少なく二次摩耗による損傷が少ないので今のうちにPECSを導入して鉄粉量を減らしてエンジンのダメージを減らしていこうということになりました。
今回は、漏れないオートマ用フィルターケースに交換します!
茶こしに異物等は見られませんでした。
ミッションケースのオイル汚れはお掃除しておきます。
アンダーガードもお掃除していきます。
キャリパーはエアブローでブレーキダストを飛ばしておきます。
足回りは前後8か所にグリスアップ施工しておきます。
茶☕してくるから残りの作業よろしくね~!
お写真撮影協力ありがとうございます(^▽^)/
足回りの緩みチェックは特に気になる緩み等は見られませんでした。
続いて、フィルター交換をしていきます。
現在ついているノーマルのフィルターケースを外して
漏れないケースに交換します!
フィルターヘッドを外してオイルストーンで磨いておきます。
かじり止めをして取り付けておきます。
お掃除も入念に。。
続いて、タイロッド付近を点検。
手を離すとタイロッドは落ちてしまいます。
これは交換しましょう。。
タイロッドエンドもガタがあり、ブーツも割れているのでついでに交換します。
ナイロンベアリングも交換しましょう。
ナイロンベアリングは中で粉々になってしまっていました。
新品と比べるとこの差です。。
タイロッド・タイロッドエンドも交換します。
グリスたっぷり入れて交換しておきます。
タイロッドのネジ部にはネジロック入れておきます。
ポンチで緩み止めをして
確認してみると、しっかり自立していますね!
これが健康なタイロッドの証です♪
組み付け後は、トルクかけておきます。
ガタが無くなって安心してドライブできそう(o^―^o)
ブレーキの際の流れもなくなるので快適になりますね!
ついでに、パッドの残量チェック。
まだまだ大丈夫そうです。
続いて、マフラーマウントのステーを交換しておきます。
ここで、先日プラズマブースターをつけて絶好調のTKZ様がインプレ報告に!
普段見慣れない自分以外のミニを見ると全然違う構造で興奮しますよね!
ありがとうございます。m(__)m
今回、初来店ということでオイルはいろいろ特性を見てキャメル一番人気のPRO-SのブレンドオイルにSOD-1で入れることに決定しました。
注入。
冷却水量はOKです。
暖気してオイルを回している間におと~と君に試乗していただきラバコンの本来の乗り味を体感していただきました!
暖気終了後、オイル量確認。
オイル量OKです。
地面に着地してタイヤのトルクもかけておきます。
空気圧は全輪220kpにしておきました。
また、オルタネーターのカバーとボンネットがあたって音が出ていたので緩衝材入れておきました。
続いて、タイロッド調整でくるってしまったハンドルセンターを調整します。
片側で調整をして
ハンドルセンターOKです。
ハンドルセンターやっている間にルービックキューブ完成しちゃったよぉ~。。
その後、納車になりました!
今回はご利用ありがとうございました
またのご利用をお待ちしております。
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