Accelerator cable replacement procedure manual
アクセルケーブルの交換手順
インジェクションミニのアクセルケーブルをエンジンルーム側から行おうとすると、ほとんど上手く行きません。
この位置をケーブルが通っています。事を厄介にしているのは、今ついているケーブルを引っ張っても外れない事です。
この位置では、写真のようにかなりの部品を外さないと作業するために手が入りません。そして、固着していてペンチでつまんでも外せない事がほとんどです。
※写真は作業を進めた後の写真なので、取り付け部分の筒状の部分にケーブルが抜けだしたように写っています。
こんな風にケーブルが取り付け部分から緩んでいれば作業は容易です。その為には車内からケーブルを外します。
車内足元から見るとアクセルケーブルとペダルの付き方がわかります。ケーブルを通してあるアクセルペダルにかぶったキャップを外します。角が尖っているので手を傷つけないように注意してください。
キャップを外してワイヤーをフリーにします。
ケーブルの差し込み部分がこの穴に固着しているため、穴に向けてポンチのようなもの、なければ細身のマイナスドライバーで中のケーブル金具を軽く叩きます。少し動いたら、あとはケーブルを手で引くだけで外れますが、喜んでアクセルケーブルを引き出してはいけません!
古いケーブルを引き出す前に、アクセルワイヤーに紐を結びつけて、新しいアクセルワイヤー引き戻すガイドにします。
新しいアクセルケーブルを室内に引き戻す際に、紐をつけたアクセルペダルに掛かる小さな部品が穴を通る際に引っかかるので、紐と一直線になるように薄くテープを巻いて先端が穴に逆らわないように工夫してください。
サーカスの玉乗りをする熊さんのように体の大きい方は、運転席を外して作業すれば首が痛くなりません。
簡単な準備を怠って「DHRの野郎~首の筋ひねったじゃん!」とか言われても、※アフターフェスティバルです。
※後の祭り
この程度の作業で2万円節約して、またDHRでお買い物楽しんでください(笑)
わずかにアイドリング数値が変わることもありますが、しばらくはそのまま乗って、アクセルワイヤーのスロットルリンケージに対する遊びが適正であるかを見極めて、それから判断してください。