曽根です。
新潟県からMRY様ご家族でご来店いただきました。。。
奥様が25年前に乗っていたMINIにもう一度乗りたい!!
オールペインされてすでに安心オートマになってる99年式メイフェアがいいな・・・
25年前に乗ってたのはタヒチブルーでマニュアル車でした。。
オートマのMINIに乗るのは初めて。。試乗車のおと~と君試乗していただき体験。。
小さいころの記憶でMINIに乗ってたのは覚えている息子さん2人。。
懐かしい気持ちがよみがえります
この日はいったん帰って家族会議。。。
すぐにお返事いただき購入決定していただきました。
と・・ここまでは2か月前のご報告です。。。
ブログの記載が遅くなってすみませんでした。。<m(__)m>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ここまで仕上げてきた経緯を簡単に振り返ります。。
安心オートマにするためエンジン降ろして九州に送りました。。。
エンジンが降りてる間にオールペイントします。。。
下地作りが大事です。。
サフェーサー入りました。。
天張りも張り替えてオールペイント完了。。。
社外品のウッドパネルに交換します。。。
取付けに少々手直しが必要なんです・・・・・
安心オートマになるまで・・・九州の岩崎自動車さんからの報告です。。。
エンジンとオートマを分離。。
内部で回転する部品は偏芯していることが多いです。。。
メインシャフトも消耗して偏芯していたのでブッシュ交換。。
その他のドラムやギヤもすべてブッシュ交換になりました
クラッチ板はすべて交換します。
国内生産のオリジナル品です。。。
MINIはエンジンとミッションがオイルを共有しています。
エンジン側にあるオイルポンプやメタルなども消耗すれば油圧低下の原因になります。
なので安心オートマでは親子メタルは必ず交換してます。
それも現在入手できる最良品とされるACL製を採用してます。
コンバーターシールは現在供給されてるのは中国製のみでしたので、安心オートマ用に耐熱200℃のフッソ系ゴムを使って国内で作ったものを使用しています。
親子メタル交換
完成した安心オートマとエンジンを合体。
磁力フィルターを通過する鉄粉は100%除去するPECSです。
鉄粉を除去することで2次摩耗を防ぎます。
オートマMINIのオイル漏れ原因ナンバーワンのフィルターケースからの漏れを根絶した漏れないフィルターケース付きで取り付けます。。。
そしてハーモニックバランサー
クランクシャフトの微振動を軽減してメタルへの攻撃を格段に減らします。。。
エンジンは高回転までスムーズに回るようになることからパワープーリーとも呼ばれてます。
エンジンのために高価な部品ですが奢っちゃいました。。。
温間での前進油圧7㎏
リバース油圧 約12㎏
テスト車両に載せて実際に走行テストを行ってから出荷されます。
箱詰めされてキャメルに到着。。。
エンジン積み込み完了後、納車に向けて足回りなどの交換です。。。
ラバコンやショックやハブベアリングやブレーキなど今回交換予定の部品たちです。。。。
足回り部品を取り外しました
取り外したフロントのラバコン・・長い間ご苦労様でした。
再使用する部品は洗浄してから使います
スイベルハブ。
アッパーアーム
テンションロッドは今後直進調整が可能なように調整式に変更
ブッシュ類は交換です
スリーブとの間にグリスが入る構造のロアームブッシュ
スルスルと楽に動くことでサスペンションの動きが良くなります
テンションロッドブッシュ交換
加減速で前後に常に力が掛かる重要なブッシュ。
硬さと耐久性抜群のエイボンバー製をチョイス。
フロントサブフレームとボディを繋ぐサブフレームマウント (リヤ側)
タワーマウントはステアリングレスポンスにも大きな影響があります。
新旧交代の儀・・
タワーマウントはココに入ります。。
前側の丸マウントも交換 隙間が開いたところにはシムプレートが入ります
新しいラバコンとハイローキット、ナックルジョイント等・・
スイベルハブの上下のボールジョイントも交換になります
シムで固さ調整します
フロントのハブベアリング交換
ステアリングラック内のナイロンベアリングも交換です
ラックブーツ交換
タイロッドエンド交換
ドライブシャフトはアウターインナーともにオーバーホールするので取り外しました。。。
ドライブシャフトオーバーホール完了
デフサイドシール交換
フロントキャリパーもすべて分解。。
ステンレス製ピストンを採用。。。
キャリパーピストン交換されました。
ブレーキホース交換
ブレーキローター交換
ブレーキパッド交換
フロントブレーキのオーバーホール完了です。
フロントはラバコンとブレーキ、ベアリングなどの足回りすべてOH完了。。。
リヤ側の部品です。。
右リヤのラバコン、ショック、ハイロー、ナックルジョイント交換完了。。
左右が取り外したラバコン・・・
見るからに乗り心地は良くなるのが分かりますねー。。。
左リヤはガソリンタンクを外して作業します。
ガソリンタンク内の燃料計ユニット交換します
タンクのネックシール交換
リヤブレーキのホース交換・・・
ブレーキホース新旧交代の儀
リヤブレーキパーツ一式交換・・・
ホイルシリンダーはアッセンブリー交換ですがカップは日本製に組み替えています
ゲイターブーツ交換
リヤハブベアリング交換
新しいライニングは面取りして取付消します
前後ブレーキ圧力配分を担ってるPバルブ
僅かな漏れを発見したので交換します
Pバルブ新旧交代の儀
ブレーキマスターも新旧交代の儀・・・
ブレーキフルードを補充しながら
全輪のエア抜きしてブレーキ整備は完了です
燃料フィルター交換
日付を記入しておきます。 今後は数年毎に交換お勧めします
グリスアップ
前後の足回りにグリスアップポイントは8か所あります
バッテリー交換
バッテリーのマイナスにアースコード追加
エンジンルームにもアースコード追加します
エンジンオイル注入。。。
ヒーターコアも交換します。。。
ヒーターユニットを外して下に落とします
左奥のがノーマルのヒーターコア。
右下前の国産品でパイプまで一体になったものを使用します。
ヒーターバルブも今後メンテナンスしやすいようにエンジンルームに移設するのでヒーターワイヤーも長い物に交換します。
エンジンルームに移設されたヒーターバルブ。。
左フェンダーの内側にあるリザーブタンク。
交換します。
交換完了
クーラント注入。。
強力防錆で水路保護、消泡機能強化で冷却力もアップするクーラントブースター注入
クーラーの風量調整で3段階目が出なかったんでファンレジスター交換
ほぼ整備完了いたしました。
ミニモニでECUチェック
マルチ画面はすべて基準値内。。。
左上から ●クランク角センサー(回転数) ● アイドル認識OK ● 燃調補正OK
左下から ● スロットルポジション電圧 ● スロットルバルブのコントロールのステップ値
エンジンの負荷をECUに伝える最重要 MAPセンサーも基準値内
水温センサー。。 安心オートマ積込み時にセンサー交換しています
吸気温41℃
O2センサーは稼働してます
O2センサーの情報を元に燃調補正もOK
電動ファンも作動OK
ホイールナットも交換します。。。
トーイン調整して車検に行ける準備完了いたしました。
では・・書類をお待ちしています。
9/14アズマ追記です。
フォグランプを取り付けるためステーを取り付け。
ランプはこだわりのコイツを取り付けます。
取り付け完了。点灯も良好ですね。
ボンネットストライプもしっかり貼り付けておきました。
つづく
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