曽根です。
OT様 走行中にエンジンストールして再始動できない・・とのことでレッカー入庫です。
ん? OTさんのMiniってタヒチブルーだったよねぇ
赤です。。
それも鮮やかでメタリックが入ってます。。
半年の間に大変身してきました。。。ビックリ。。
昨今はMINIのオールペイントできる鈑金工場が少なくなっていて順番待ちな状態です。。。
今度ご来店の時に詳しくお聞きしたいです。
ではエンジンがかからない状況を見ていきます。。
セルは元気よく回ります。。
初爆まではいかないですがすこーしガソリンが燃えてる感じでセルが回ります。。。
ということは点火はしてるってことですね。
ということは燃料が出てない・・。
燃料ポンプのヒューズが切れてました。。。。
10Aのヒューズを入れたらエンジン始動しました。。。
しかししばらくはアクセルのツキが悪く燃料が足りない感じでしたが
2分くらいで普通に回るようになりました
原因はポンプのヒューズ切れでしたが・・何故切れたのかは問題です。。。
基本点検のあと原因を考えていきます。
オイルは500㏄ほど減ってました
ガソリン臭はそれほど強くありません。
燃料希釈は少な目です。
ECUチェック。。 フォルトは入ってませんでした。
マルチ画面の数値はすべて基準値内
アイドル回転 アイドル認識OK 燃調補正OK
スロポジ電圧 スロットルバルブの調整用モーターのステップ値
インマニの負圧も基準値内
水温86℃
吸気温45℃
電圧13.8v OK
O2センサーが排気ガス内の酸素濃度を測ってます。
O2センサーの情報を元にECUが燃調補正中。。
ECUライブデータは問題なしです。。
トランク内にあるガソリンタンク。。。
この中に燃料ポンプがあります。
ポンプリレーはエンジンルーム内にあるメインヒューズの中。。
ガソリンタンクの中を覗くと・・・ほとんど空っぽ。。
底の方に少しチャポチャポしてるくらいでした。。
坂道だとガソリンが偏って吸えなくなるとモーターが空回りして負担がかかります。。
ヒューズが切れたのはそういうことも原因になります。
先ずはガソリンを入れてポンプのガソリンの中に浸けてあげます。。。
いやぁ暑かったからガソリンに浸かっていい気持ち・・by燃料ポンプ君
そのままドライブしながら試運転してキャメルに戻ります。。
減ってたオイルの量だけ補充しておきます。
ヽ(*´ω`*) 7/ 30 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
OT様お迎えにご来店。
しかしストール再発した模様。。。
「クランク角センサー交換してー」
セルは回りますがエンジンはかかりません。
クランク角センサー摘出。
新旧交代の儀。
見た目には何が悪いか分かりません。
せめてダメになったら色が変わるとかしてくれると良いんですけどね(笑)
取付。
サーボ内にフルード溜りはありませんでした。
ブレーキ・クラッチフルード量okです。
オイル量もokです。
エンジンスター・・・と?
燃料ポンプのヒューズも切れていました。
ヒューズ交換でエンジン始動。
ポンプの音はそんなに大きくも無く負荷が大きい感じはしませんが・・・
「クランク角センサー獲ったどー」
これでやっとお家に帰れます。。。っと思いましたがストール発生(´;ω;`)ウゥゥ
燃料が行かなくなったような感じでのストールでしたね・・・
残念ながら時間切れ。
マスターが駅までお送りします。
ヽ(*´ω`*) 7/ 31 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
「イナーシャ直結にしたらどうだろ?」
車に衝撃が加わった時に燃料ポンプを止めるスイッチ。
時々悪さをしたりすることもあったりなかったり。
簡単に直結できなかったので配線出してギボシ付けました。
これなら不要になったら抜くだけで戻ります。
エンジンスタート。
特に何事も無かったようにかかります。
ちょっと長めに走行チェック。
調子良く走れました。
「症状出たよ。」
ん?クランク?
ストールしたから付いたのか付いたからストールしたのか・・・
8/3アズマ追記です
燃料ポンプの作動を確認できるように、ポンプに入る直前の電源をモニターするチョウチンアンコウを取り付け。
電源をONにし燃料ポンプに電気が送られるとチョウチンアンコウが点灯します。
8月3日追記
実際に止まる瞬間の燃料ポンプの電源の落ち方をチェックするために通勤で使用してみます。。
ドキドキしながらの走行テスト。。。
ポンプのヒューズが切れれば車は止まっちゃいますからね。。。
一晩待機して・・・
翌日(水曜日)の昼間・・・症状出ました。。 走行中止まりました。。。
●40km/hくらいで走行中 何んとなくエンジン不調の兆候が出た後にチョウチンアンコウが消えました。。
エンジンは爆発してませんが車は動いてるのでエンジンは回されてるのでクランク角センサーからの信号は出続けているためタコメーターは徐々に落ちていきました。
これでヒューズは切れました。。。
● 翌日出勤途中での信号待ちでアイドリング中に再びチョウチンアンコウが消えてストール
後ろに車は付いていて渋滞の犯人になってますが、原因究明のチャンスなので落ち着いてMINIと格闘します。。。
その直後セルを回すとチョウチンアンコウは点灯してすぐ消えてストール。その時初爆はあります。
何回かセルを回しても同様で・・・・・押して路肩に寄せました。
3分くらい休ませてからエンジンは何事もなかったかのようにまた走行して会社に着きました。
この時はヒューズは切れません。。
推測。。。
燃料ポンプが何らかの異常で重くなって過電流が流れたときにすぐにストールしてしまえばヒューズが切れるまでは行かないが、惰性で走行中の場合はクランク角センサーの信号が出続けるので燃料ポンプへの電流も流れ続けるためにヒューズが切れる・・・
いずれにしても燃料ポンプに異常がおきてるとして・・・ポンプは交換させていただくことにしました
ヽ(*´ω`*) 8/ 4 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
という事で。
作業にとりかかります(`・ω・´)ゞ
スペアタイヤのホイールはかなりサビサビ。
交換するか降ろしてパンク修理剤積んだ方が良さそうですね。。。
・・・一つパーツが足りません。
燃料タンク摘出。
元のタヒチブルーが顔を出しちゃっています。
燃料ポンプとセンダーユニットの配線がまとまっている所が潰れちゃっています。
剥いて確認。
これはかわいそうな感じですね・・・
切って補修。
グルグル養生しておきました。
燃料ポンプ摘出。
タンク内は綺麗でした。
養生して。。。
燃料ポンプの在庫が切れていましたm(__)m
パーツ到着まで少々お待ちください。
つづく。
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