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ある日、シートがパックリと割れたらww

ミニの純正シートは運転席の座面が、ある日パックリと割れてお尻が沈み込んでしまうことがあります。

よくある事ですが、替えのシートサポートが販売されている事を知らずに、荷物を縛るPPバンドを何本が取り付けて、それで乗ってるミニオーナーがかなりの数いますが、屁理屈言わずに当該部品を替えて気持ち良くミニを運転しましょう。だってミニは小さな高級車wですからね。

写真のようにシートの裏に丈夫なサポートネットがついていますが、中央部のゴムシートが切れてしまいます。

交換にはシート座面を留めている箇所を外して、シートバックを留めているボルトを片方だけ外す必要があります。

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サイド部分は樹脂製のプレートを金具に差し込むだけで留まっています。手で簡単に外せます。

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シートの前部分も同じように2箇所留めてあるので外します。

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シートの後ろ部分は樹脂のチューブ状のストッパーをパイプに被せるように留めてあります。他の箇所もそうですが、樹脂パーツとシート生地は縫い付けてある為、そこが切れたり割れたりしているとシート屋さんで無ければ補修は困難です。

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部品が割れないよう、丁寧に外します。ドライバーで
こじる様な事は厳禁です

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シートの角度調整しない方のカバーを外します。

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留めてある箇所は写真のように3箇所あるので、シート側のフレームに差し込んで留めてあります。力まかせに剥がしたりすると割れます。マイナスドライバーでこじるのではなく、長いベンチで根本をつまみ上げるように外します。

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この先、写真のような星形のソケットT-50と、スプリングハンガーが必要になります。どちらも安価で買えます。

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カバーを外したら、矢印のボルトを外します。

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赤い点線が交換するサポートが掛かるフレーム位置なので、外した部品を少し持ち上げて、スプリングハンガーが入る程度のスペースを確保します。

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フレームパイプに写真のような形状のピンが差し込まれて、引っ張られる方向に抜けないようになっていますが、簡単に外せます。

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場所によっては、食い込んで上手く外れない箇所もありますが、シートカバーをフリーにしてあるから少しめくり上げて状況を確認すれば外せます。

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新しいサポートの片側を取り付けて、もう片側はスプリングハンガーを使って引っ張り、金具を所定の穴にはめ込んで完成です。

思っている以上に力の要る作業です。片手でシートを押さえて、もう片方の手でスプリングハンガーを引っ張って穴に入れるのは難しいと思います。
シートが汚れたり傷がつかないように養生シートをひいて、足でシートを踏んで両手で引っ張るくらいのつもりで作業してください。

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サポートが上手く張れたら、これまでの手順と逆に各部を取り付けます。

劣化した粘着質のスポンジ粉がたくさん出てくるので、先にエアブローしてから組み付けします。

PPテープで補修するのはやめて、愛車に相応しい修理をしてあげてください。


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