こんばんはスタッフアズマです。
前回オイル交換とプラグコードなどの交換を行ったKMI様。
本日は、縁石に乗り上げてしまいパンクしたのでスペアタイヤに交換。
走行していたらそのスペアタイヤがバーストしてしまったとのことでレッカーで入庫です。
バーストしてしまったスペアタイヤはトレット面だけが規定に剥がれてしまってますね、、、
パンクしてしまったタイヤとともにタイヤ屋さんに交換してもらいます。
新しいタイヤに交換してもらいました。
リフトに移動し点検。
オイル量は500ml少なくなっています。
ガソリン臭は中くらいでした。
バーストの影響でしょうか?左のサイドマーカーが無くなってしまったようです。
下回りチェック大きなダメージはなさそうな感じですが、、、
直進時のハンドルの向きがこれくらいずれています。
ロックtoロックは問題なさそうです。
トーを確認したところトーアウト側にかなり広がっています。調整は必要ですね。
本日は確認のみ。これから作業を行っていきますもう少々お待ちください。
4/21アズマ追記です。
タイロッドを調整してハンドルセンターを合わせようとしてますが、、、
ハンドルはここまでしか戻りませんでした。
これ以上調整するとタイロッドエンドが抜けるおそれがあるので他の方法を探します。。。
色々確認した結果、乗り上げの衝撃を受けたのかステアリングラックがずれていました。
ステアリングラックを緩めて位置を直します。
ハンドルがだいたいセンターくらいになりました。残りはオイル交換後に再び調整します。
ハンドルセンターの調整とは別ですが、エンジンの振動が大きいのが気になります。
エンジンの振動が気になるので二次エアがないかチェック。
チェックを行いましたが、二次エアはなさそうでした。
ミニモニもチェックしていきます。エラーコードを記録するフォルトは今回もクランクセンサーが記録されていました。
リセットしておきます。
マルチ画面の数値は表示されています。
MAPは基準値内です。
水温、吸気温センサーも計測しています。
電圧は良好。
O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測しています。
燃調二次補正も行われていました。
オイルを抜いていきます、オイルの色は濃褐色でした。
茶こしフィルターの異物はなにかあります。
銅片と樹脂片です。銅片はデフのスラストワッシャー、樹脂はデフのベアリングのものと思われます。
ドレンボルトの鉄粉は中くらいでした
ミッションケース周りのオイル汚れをお掃除。
足回りのボルトはしっかりと締まっていました。
ブレーキキャリパーをエアブローしてダストを吹き飛ばします。
足回りの可動部はグリスアップしておきました。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSと万能添加剤のSOD-1です。
今回も写真つきでオイルカルテを更新しました。
無くなってしまったサイドマーカーは新しいものを取り付けます。
配線はフェンダーの中に残っていました。
サイドマーカーのハーネスを新しいものに交換。
レンズも取り付けて交換完了。点灯もOKです。
灯火も一緒にチェック。前後ともしっかりと点灯していました。
ステアリングのセンターを再調整してハンドルセンターが真ん中になりました。
トーも一緒に調整していました。トー角はトーイン5mmです。
エンジンの振動が大きいので原因を確認していきます。
プラグの焼け具合はバラツキなくきれいに焼けています。
プラグコード、コイルも問題ありませんでした。。。
圧縮も確認してみます。
2番は3.5kg/c㎥、あれ?これはかなり低いです。不調の原因は、これですね。
3番と4番はしっかりと圧縮がありました。
シリンダー内にオイルをほんの少し垂らしてみて圧縮が変わるか確認してみます。
これてもし圧縮が変わればピストン周りのトラブルですが、、、
確認した結果圧縮は変わりませんでした。
ピストン周りは問題なさそうです。となると、ヘッド周りのヘッドガスケットやバルブなどに問題があるのかもしれません。。。
4月23日追記
ご来店いただき作戦会議。。
うーーー・・・かわいいMINIの為だから修理してあげるね。。。
連休明けまでお別れだけどいい子にしてるんだよ~
4月24日追記
ヘッドオーバーホールはストックヴィンテージで行います。。
続く
キャメルはブログランキング参加しています
Follow @CAMEL_MINI
ツイッターからブログ記事の更新など分かりやすいですよ♪
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
クラシックMINI専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002