過ごしやすい季節になりました🌸ムナカタです。
今回、初来店のINU様。いらっしゃいませ♪
普段は、ご自分で整備をされるというINU様。今回は、今後の整備計画や現状を知るためにECUをチェックをしてほしいとのことでご来店です。
早速、灯火チェックから開始。
灯火は、右(運転席側)のサイドマーカーが点灯していません。また、左のライセンスランプも点灯していませんでした。
続いて、オイル量はOKです。
冷却水量もOKです。
続いて、メインのECUチェックをINU様と一緒に行います。
まず、フォルトコード(故障コード)が全部で5つ入っていました。
①水温センサー(水温を検知しているセンサー)
②吸入空気温度センサー(吸入空気温度を検知しているセンサー)
③マップセンサー(マニホールドの絶対圧力)
④スロットルポジションセンサー(スロットルの開度を読み取るセンサー)
⑤クランク角センサー(エンジン回転を読み込んでいるセンサー)
しかし、フォルト(故障コード)=故障ではないので今回はリセットしておきました。
そのあと、フォルト(故障コード)が入ることはありませんでした。
続いて、マルチ画面。
左上から
・エンジン回転数 エンジンの回転数をrpm単位で表示。(現在=687rpm)理想は約850rpm前後です。
・アイドルスイッチ 現在アイドリングかどうかの認識。(N=NOT IDLE{ノットアイドル})アイドル認識をできていません。
・O2フィードバック 燃調の2次補正状態。(C=補正している)
左下から
・スロットル電圧 スロットルの開度を電圧表示。(0.52V)
・ステッパー値 ステッパーモーターの現在位置(98)
現在のアイドル回転数は低いです。ステッパーはエンジン回転を上げようと頑張っている状態です。
MAP SENS-マニホールド絶対圧力(MAP)センサー値をkpa表示。エンジンがかかっていない場合は大気圧(90~100kpa)を表示します。基準値は、27~37なので基準値内です。
水温は、70~85℃の間を行ったり来たりしています。これは、燃調にもかかわるので水路のスリーチェック&水路洗浄で精査したいところです。。
吸入空気温度は、表示されています。
バッテリー電圧は低いです。理想は、13.7V以上は欲しいところです。。
オルタネータの発電量は、12.41Vでしたのでオルタネータ自体もかなり弱っています。オルタネータの交換をするだけで電圧は回復しそうですね。。
O2SENSOR-O2センサーの電圧及びその状態を表示。アイドリング時は、0.4V以下(リーン)~0.6V以上(リッチ)を常に上下しています。
現在も元気よく上下していました。
SHORT FT-Short Term Fuel Trimの略で、ECUの学習項目の短絡的なフィードバック制御の状態を表示。O2センサーや水温センサーなどの情報をもとに燃料を調整。右下の(CL)は、Cloused(フィードバックをしている状態。)
燃調補正は、順調でした。
今回の点検は以上になります。
今回出た宿題を1つずつ改善していきましょう!
今回はご利用ありがとうございました。
またのご利用をお待ちしております。
キャメルはブログランキング参加しています
Follow @CAMEL_MINI
ツイッターからブログ記事の更新など分かりやすいですよ♪
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002