曽根です。
TRU様 昨日まで普通にセル回ってたんだけど急にウンともスンとも言わなくなっちゃって・・・とご連絡いただいてレッカー入庫していただきました。
89年式1000㏄4F。。。。
今年個人売買で購入されたそうです。。
オールペイントされててキレイです。
インパネはINJ用のモノを流用されたようです。
シートカバーもされて大事にされてきた感じが伝わってきますね。
今年からオーナーになったTRU様。。初めまして<m(__)m>
人生の後半は息子さんと一緒にこのMINで楽しんでいきます。。。
いいですねー、世代を超えて夢中になれるクルマってそんなにないですよね♪
前オーナーが整備士だったそうで、オートマからマニュアルに載せ替えたんだそうです。
車検証の型式はオートマなので次の車検で構造変更するようです。
セルモーターの点検は後ほど・・・
オイルの量はOK。。
でも前オーナーはほとんど乗らずに時間が経ってるとのことで今回オイル交換もご依頼いただきました
冷却水の量もOK
1000㏄はリザーブタンクが無いので3㎝ほど水位が下がって安定します。
ブレーキフルードの量もOK
さて、セルモーターが回らない原因を見ていきます。
セルモーターの信号線に検電ペンをあてると12Vは来てました。。
じゃ、セルモーター本体がダメなの?
ドライバーで直結作戦でセルモーターに12Vを掛けたら・・・
あら、セルモーター回っちゃいました。。
これで回るならセルモーター本体は大丈夫ね。。
マグネットスイッチに信号電源は来てましたがセルモーターリレーを念のため交換。。
おぉ~ 直りました。
マグネットスイッチに入る電気・・・一応電気は来てたけど電流が足りなかったんですね。。。
検電ペンで電圧だけのチェックではダメというお手本でした
セルモーターは一件落着。。
さすが前オーナーが整備士。。ヒューズボックスはブレードヒューズに交換されてました。
でも下の方にガラス管ヒューズが残ってるのでそれらは今後の宿題ですね。
オイル漏れも多いんでそれも直したいです。。。
他にも細かいところがいくつか気になるところがあります・・・
ウインカーが戻らないのはコラムカバーがズレてしまってました。
オイル漏れ。。チェンジシールから少々。。。
オイルが垂れてるのが多いのはタイミングカバー側。。
ミッションの後ろ側から見てみると。。
ドライブシャフトの左右、デフサイドシールからは漏れはなく綺麗でした。
エンジン交換の時に新しくされたかもしれない機械式燃料ポンプの下にも雫になってましたが
その上側にあるチェストカバーからの漏れが多いようです
チェストカバーパッキン交換と同時に機械式ポンプを電磁ポンプに交換するのは定番ですがいかがでしょう?
TRU様『じゃ一緒に両方交換しちゃってください』
足回りにガタも破れもありませんでした・・・
ただ、ラバコンはペッチャンコで硬そう。。
GAZのショックも硬いからこれは乗り心地は超ハードっぽいです。。
左後ろのラバコンが大変なことになってました。。
外れてズレたままになってます。。
これは交換しないと危険ですね。。。
ラバコン交換するとどのくらい乗り心地が変わるか
キャメルのレンタカー・レン子ちゃんで確かめてみてください。。
MINI専用電動パワステも体感してみてくださいね。。。
じゃ行ってきまーす。
乗り心地・・全然違いました。ラバコンって乗り心地いいんですね。
それにパワステもあってまったく別の車ですねぇ♪
今回はショックアブソーバーは4輪交換。ラバコンはリヤだけですが交換決定。。
フロントラバコンはは3月以降にやろうかな。。。と。
リチウムイオンバッテリー軽いですねぇ。。
トランク内を自分でペイントしたTRU様。。その時バッテリーの積み下ろしして鉛バッテリーの重さは知ってたので軽さにびっくり。。
若いころこのZ乗ってたんです。。
それも3000㏄にしてヤンチャしてたんですねー(笑)
ではお預かりさせていただきます。。。。
ヽ(*´ω`*) 1/ 石川の追記です。 (*´ω`*)ノ
エンジンスタート。
チャージランプが点灯しっぱなしです。。。
アクセル煽ると消えますが・・・オルタネーター要注意です。
ヒーター&ACブロアの作動はokです。
走行チェック。
アクセルon-offでのエンジン振れが大きいです。
それとガチャガチャ音がします。。。
タペットの音も少し大きめです。
バルブクリアランスの調整したいですね。
ん?スモールランプもヘッドライトも点きません(;´・ω・)
パッシングとホーンは大丈夫。
ライトスイッチ周辺のトラブルでしょうか。
オルタネーターの電圧は14.34Vありますが・・・
スモール・ヘッドライトは全滅です。
オイル量はokですがガソリン臭は強めですね。
ブレーキフルードが少ないです。
ブレーキサーボ内にフルード溜りあり。
ブレーキマスターが漏れていますね・・・
クラッチフルードが少ないです。
エンジン振れの主原因はステディーロッドのボルト緩みでした。
エンジン側・バルクヘッド側それぞれ増し締め。
しっかりとまりました。
ラインヒューズはブレード化したいですね。
サクションオイル量は適量入っていました。
ラジエーターアッパータンクのふちにLLC。
お掃除しておきます。滲んでこないか要観察ですね。
ベルトの張り具合は良いですね。
プラグコードも腐食等ありませんでしたが・・・
ターミナルが緩んでいました。
チェンジシールからはオイル滲みあります。
オイル抜きます。
ドレーンの鉄粉量はかなり多いです。
先端に付いていたのはどこかのオイルシールのスプリングに見えます。
茶こしには非金属のゴミが少々ありました。
ドレンのネジはヘリサートで補修してありました。
オイルエレメント摘出。
新旧交代の儀。
今回磁力型オイルフィルターのPECS(左)取付します♪
しっかり取付。
ドレーンはヘリサートが入っているからかシールテープが巻いてありました。
同じように巻いて戻します。
エステル系オイル添加剤SOD-1を添加します。
ブレーキパッドは交換したばかりの様ですね。
ローターは少し段付きあります。
ロアアームのブッシュがかなり傷んでいます。
テンションロッドのブッシュはクラックありませんでした。
フロント側のサブフレームマウントが左右とも剥離しています・・・
ガチャガチャ音はココが原因っぽいですね。
リア側は大丈夫そうです。
クラッチレリーズにフルード漏れあります。
クラッチマスターも古そうでしたし両方とも交換おすすめです。
タイロッド周りはガタありませんでした。
ロアステディーロッドも緩んでいました。
タイヤの空気圧は220kpaで揃えておきます。
ラジエーターのLLCはかなり少ないです。
補充しておきます。
オイル量と共にチェックする癖をつけたいです。
サーボ内のフルード回収しておきます。
フルード補充しておきますがブレーキマスター・クラッチマスター・クラッチレリーズは早急に交換しましょう。
オイル注入。
今回はキャメルでダントツ一番人気のSOD-1+WAKO’S PRO-S プロステージS 40ですヾ(*´∀`*)ノ
次回のオイル交換は7月か31,000㎞のどちら早い方です。
今回キャメルで初のオイル交換だったのでオイル点検カルテを作りました。
次回以降も写真付きで追記していきます。
エンジンスタート。
オイル交換作業完了です。
ナビステーも取付完了。
本日はここまで。
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