こんばんは、スタッフアズマです。
前回、クラッチの油圧抜けでクラッチマスター、レリーズの交換を行ったTKU様。
今回はオーバーヒートの症状が出たりステレオがつかなくなったりとのことでレッカー入庫です。
クーラント量のチェック。オーバーヒートとのことでしたが、しっかりと入っているのでクーラントが喪失してオーバーヒートになったわけではないようです。
オーバーヒートの原因確認のためラジエーターに水温計を挿してサーモスタットの動作チェック、、、
水温センサーの温度が上がるに連れてラジエーター側の温度も上がります。サーモの閉じは悪いです、、、
そしてベルトがキュルキュルと滑っています。ベルトがゆるいのでしょうか?
温まる間オルタネーターの発電量チェック。ミニモニ側は11.7Vと非常に低め。
テスターを当てて確認してもオルタネーターは12.03Vしか発電していません。
これではステレオも電力不足で止まってしまいます。
ブラックオルタネーターに換装されているのでそんなに低いはずはないのですが、、、
どうにもおかしいのでエンジンを一旦停止。ベルトの確認を行ったところ、、、
ファンベルトがとてもゆるゆる。これではクランクプーリーからの力をオルタネーターやウォーターポンプに上手く伝えることができません。オーバーヒートや電圧不足の原因となります。
ベルトを張り直しましょう。
ベルトテンショナーを調整しようと確認したところ、テンショナープーリがクランクプーリーに当っています。
原因はこれ、テンショナーのステーが折れてテンショナープーリーが遊んでいました。
ベルトテンショナーは新品が無いので運良くあった中古良品に交換します。
テンショナープーリのステーを外すにはクーラーコンプレッサーを外さないと外れません。
コンプレッサーを外すためクーラーガスを抜こうと思ったところ、クーラーガスが抜けており入っていませんでした。どこかで漏れているようです。
折れてしまったベルトテンショナーを取り外し。
クーラーコンプレッサーを外すためオルタネーターを抜き取り。
クーラーコンプレッサーも外しました。
新しいベルトテンショナーにプーリーを装着。
新しいベルトテンショナーを装着。
クーラーコンプレッサーとオルタネーターも組戻しました。
ベルトをしっかりと張り直してベルトテンショナー交換完了です。
続く。
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