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ミニディに向けた整備その2

 この週末は午前中は親分に従って食材の買い出しなどの家事お手伝いをし、午後はコーヒー飲みながら思いつくままにガレージに行ってミニ弄って遊んでます。題してミニディに向けた整備その2です。

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 ガレージの棚の中に仕舞い込まれていた怪しいツールその2(?w)、花咲かGです。

 いわゆるサビ取り剤で、金属表面の赤サビを安定な黒サビに転化してくれるという優れた機能を持つ謎の液体です。成分表には界面活性剤・他とありますが、他って何やねんって感じですよねw

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 ミニは鉄板がいい加減なのか塗装がいい加減なのか・・・正直に言うと両方だと思いますが、日本の高温多湿な環境では極めて錆びやすい車です。緑ミニは塗装が新しいのでまだ目立ってはいませんが、塗装の下では着々と進行していることでしょう。

 サビに対する耐性は元になっているベースボディにどこまで手を入れるかで変わってくると思いますが、レース車ビルダーであるビル・ソリスさんが日本人的な細やかさでそこまで手を入れたと期待するのは流石に難しいだろうと思ってまして、いつかは改めて手を入れる必要が出てくるだろうなあと覚悟しております。それまでの間に出来ることと言えば、できるだけ雨にあてないこと、雨にあてたら水気を残さないようすぐに拭くこと、サビが出てきたら進行しないように処理すること、でしょう。

 緑ミニの場合、シートを取り付けるベースの溶接部分からサビが出始めてました。過去に雨天走行した際に浸水したことがあるのですが、この部分はリアシートの下でロールケージが組まれていて手が届かず、水気を拭き取りきれなかったという理由もあるかと反省してます。

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 長めの絵筆を購入して花咲かGをたっぷり含ませ、シートとボディの隙間から手を伸ばして患部に塗り塗りしました。ちょっと黒っぽく変色してくれてますので効いている・・・と信じてます。サビに十分に浸透するようにしばらく放置してから拭き取って作業完了です。

 サビを止めてくれるんなら塗りっぱでもいいんじゃないかな・・・ちょっと臭いますけどねw

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 そして翌朝の状態がこちら。

 赤サビが黒っぽい粉になってまして掃除機で吸うと綺麗になってくれました。こりゃスゴイかもですね、簡単だし。しかし10年以上放置してたのに薬液生きてたんだとちょっと感動しました。

 赤サビのあの茶色が見えなくなるだけでも精神衛生上大変よろしいですw

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 お次は汚れてしまったヒールプレートの掃除です。

 緑ミニのヒールプレートは、フロア用のスペアの鉄板を加工して作ってますが、フロアにぴったり合うので(当たり前ですがw)、ノーマルの雰囲気を壊さず良い感じだと思ってます。

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 水洗い後のヒールプレート。塗装が一部剥げてしまってましたので、

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 耐チッピング塗料のスプレーを準備。ゴム粉入りの塗料で、滑り止めに良いかと思って購入しました。

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 塗装します。つや消し黒なのでムラとか気にせず勢いでイケますw
 段ボールで壁を守る理性が残っていて良かったです。ちょっとはみ出てますけど←

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 30分くらいで乾いてくれました。

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 フロアに装着。足元がつや消し黒でビシッと締まりました。

 靴乗せられなくなりますね←

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 お次はGoProのステー。

 機能的に不満はないのですが、上からぶら下がっているのとアームが樹脂製なのがイマイチ気に入らず、何か適当なものが無いか探していたのですが、

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 クランプでステーに固定できるタイプを発見したので交換しました。

 自転車用のフレームに固定できるタイプは以前からあったのですが、φ45mmのロールケージを挟めるタイプのクランプは極めて珍しいです。アームも金属製で今のところ文句なしです(まだ実戦で試してませんがw)。

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 取り付けた状態。

 これまでよりもセンター寄りにカメラを取り付けました。走行画面が左右で歪まない状態を求めてまして、それに近づくことを期待してます。背反は僕の頭がジャマになることでしょうかw

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 思いつきはまだまだ続きます。お次はシフトノブです。

 シフトパターンの刻印が斜めになってるのが気になっておりましたが、

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 修正。これだけですけど、気になっていた部分が治って気持ちはスッキリですw

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 お次はクーラントのリザーブタンクです。

 以前、走行中にファンベルトが外れる症状が頻発していた時に、ファンベルトが外れてオーバーヒートしたら目視と匂いですぐに分かるように室内にリザーブタンクを取り付けたのですが、症状が治まってからもそのままにしておりました。ペットボトルをタイラップでケージにくくりつけていて、機能的にはもちろん十分なんですが、・・・ちょっと見た目がなあと悩んでおりました。

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 自転車用のドリンクホルダーを購入してケージに固定してみました。最初はタイラップで固定したのですが、それだと剛性がイマイチで、ホルダーからボトルの取り外しは出来るようになるものの、結局タイラップに頼るのもどうなのよと自問した結果、取り替えたGoProのカメラステーで使われていたメタルバンドを再利用してみました。

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 ホルダーにメタルバンドを通すための穴を開ける加工は必要になりましたが、見やすい位置にガッチリ固定できました。

 ホルダー自体の剛性は高いし、ボトルは取り外しできるし機能的にもGoodではないでしょうか。なんでここにリザーブタンクあるの?と聞かれることは今後も変わらないとは思いますがw

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 最後に燃料タンク。

 Owens製のこの燃料タンク、スペアタイヤのスペースに丸っと収まり、バッテリースペースの部分が一段低くなっていてそこにストレーナーがあってサブタンクを兼ねているという、低重心かつ機能的な逸品なんですが、残量計がついてないのが悩みでした。今回の里帰りツーリングでも最初はガソリン残量が分からずドキドキしました。

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 ちなみにこれが今の残量計です。・・・木の棒ですが何かw

 こんな感じに給油口から中に突っ込み、タンクの底にあててから引き出すと、

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 ガソリンが入ってるところまでガソリンで濡れるんですよね。で、まだ半分ぐらい残ってる、とか、そういう判断をしておりました。ええ、これまでは。

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 で、今回の里帰りツーリングでは時間に余裕があったので予てから考えていた策を試してみました。あらかじめ定規を用意しておいて、給油前後で油面が何cm上昇し、その時に何リットル給油したかという情報をゲットして、給油量と寸法との関係を割り出しました。その結果、ついに残量計(という名の木の棒)に目盛りを追加することができました。写真だと見にくいですが、左端から10L毎に目盛りを入れてあります。

 ちなみに満タンで37Lということも分かり、渋滞込みの高速道路移動での燃料消費が10.4L/kmだったという情報と合わせると最大航続距離は385kmということも今回明らかになりました。また緑ミニの快適レベルが上がってしまいましたwそして自宅から渚園まで92kmなので、余裕で往復できる目処が立ちました。

 この週末は駆け足でいろいろ弄りましたが、本当はミニディまでにあともう1ネタ、ボディのタッチアップまでをやりたかったのですが、塗料の手配が間に合わず諦めなければならない可能性大です。ウィローグリーンなんていう珍しい色がラインナップにあるので驚いたのですが、受注生産だったようです。

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