2022年10月9日、筑波サーキットで開催されたSuper Battle of Mini第3戦に参戦してきました。
今回はなんとか1週間の内に更新できそうですw
当初は雨の予報でしたが、当日になってレースの時間帯はなんとか持ってくれそうな予報に変わってくれました。晴天までは行きませんが少し涼しいくらいの過ごしやすい気温です。
このあたりはいつものSV軍団w
緑ミニも参戦です。
今回はA048を新品にしてきました。ついでにビルシュタインダンパーを4輪ともOHして臨んでます。
ダンパーのOHって実は初めてやったんですけど乗り味が激変しますね。筑波まで自走で走っただけなんですが、走り出しで路面の凹凸を拾うだけで効果が分かります。ラバコン特有のギシギシした感じ(?w)が無くなって、角が取れた滑らかな入力になってまるでハイドロサスのような乗り心地になりました。高速道路の継ぎ目を超えるときの突き上げもザシュッって感じで一発で収まります。
ダンパーって気付かないうちに劣化してるので、定期的にOHした方が良いんだなと反省した次第です。ここ最近レースの度に右フロントの車高が落ちていたのですが、これもダンパーがヘタっていたせいかもしれないと考えてまして、今回のレースでの効果に期待したいところです。・・・本当はタイムアップに期待するべきなんですが、最近自分に自信が無いのでこのあたりに期待値を置いてますw。
前回のレース決勝後にタイヤが当たって振動で塗装が割れてしまった右フェンダーですが、P師に応急処置でタッチアップ処理してもらってます。ついでにネガキャンを約1度ほど追加してストロークした時にフェンダーに当たりにくくしてもらいました。
ただ・・・、写真見ていて気づいたんですが、タイヤが結構前に出てませんかね? 車高を落としてフェンダーに当たると言うよりはタイヤが前に出すぎて当たっている気がしてきました。タイヤが前に出すぎた場合、キャスターも過大に付いているはずで、そのあたりの影響も気になるところです。このあたりは次回までの宿題です。
本日の最大の見所はモトクラスの2台。三和トレーディングワークスマシンの83号車とヨシヨシさんの51号車との対決ではないでしょうか。
51号車はフロントのチンスポイラーを形状変更してフロントフェンダーにカナードを追加。
最近はラップタイム1分3秒台で最高速度は170km/hrに達しようとしてますし、その速度のまま最終コーナーに入るという怖い話も聞いてますので、その速度領域になると空力デバイスも無視できない効果を発揮するんだろうなあと思います。
一方の83号車はエンジン及び空力デバイスを全て見直してきてます。フロントスポイラーを形状変更し、
フロントスポイラー後方に穴を開けてエア抜きの穴を追加してます。WRCでも使われている手法ですが、フロントタイヤハウス内のエアーを後方に上手く抜くと抵抗低減だけでなくフロントのダウンフォースを増加させる効果があるんですよね。
サイドスポイラーにもエア抜きの穴があります。徹底してます。
リアウィングはGT形状のものをルーフと面一くらいの低め後方にセット。
この位置は、何年か前の富士のミニフェスで51号車がトライして最高速にめざましい効果が確認できた、いわばコンバットプルーフ済みの位置です。ミニはフロント&リアウィンドウが切り立っているので、フロントはウィンドウ横の部分、リアは車体後ろ側で気流が巻いてしまってドラッグ増大の原因となってます。なのでリアウィングはボディ後端の気流の整流を兼ねつつ、ウィングに沿って上手く後方に気流を流せる位置を選ぶのが理に適っていると言えるでしょう。
これらの相乗効果で、83号車の予選ラップタイムはついに1分2秒台に突入したそうですよ。技術革新に限界はないとは言いますが、果てしないですよね。コーナーリング性能のためのワイドボディ化とその前提でのドラッグ低減のための最適解を探る戦い、果てしなくもあり大変に興味深いです。
・・・本音を言うとドラッグ抵抗の観点での最適解はスプリント化ではないかと今でも思ってます。スプリント化自体がコストパフォーマンス考えるとかなり厳しいのもありますが、ナローボディーでスプリント化して最高速トライってロマンありますよね?w
Openクラス決勝の車載動画です。
今まで使ってきたGoPro(5 Session)が壊れてしまったので今回から新しいGoPro(10)を使っているのですが、コーナー毎に視野が左右にニュルニュル動いて気持ち悪いことになってます。今回のものは手ぶれ補正機能が付いているらしく、おそらくそれが無駄に頑張っているのではないかと想像してます。・・・次回はこの機能をoffにして試してみる予定ですが、なんか騙された気がしてしょうがないですねw
先日のトラックディでは1分9秒台までタイムアップできたのですが、この日の予選では1分10秒825、出走10台中7位のポジションになりました。第2戦から5ヶ月ほど間が空いてしまったので走り方を忘れたかと思ったのですが、他の車も軒並み1秒程度遅くなってましたのでコンディションの影響じゃないかと思います。具体的に何の影響かというと、気温は低かったのですが湿度が高く、A/Fが低めになっていたのではないかと想像してます。何故想像かというとA/F計が死んでたからなのですが・・・ホント間が悪いというかついてないというか。本来は湿度差によるA/F補正なんてフルコン制御のインジェクション車にとっては得意な領域なんですけどね、そこまで手が打てなかったのは後になって考えるとちょっともったいなかったなと思いました。
この日のレースは何というか赤旗地獄で、ほとんどのクラスで予選決勝共に赤旗が出たんじゃないでしょうか。おそらく気温低めでタイムアタックしやすいのに湿度高めでタイムが出ず、焦った人もいるのではないかとも思います。
僕が参加したOpenクラスでも、予選でMRRC86号車が第2ヘアピンの立ち上がりでエンジンブローで停止して赤旗中断、Openクラス決勝前のインジェクションクラス決勝ではMRRC25号車が第2ヘアピンでコントロールを失ってコースアウトしクラッシュ、Openクラス決勝ではPPからスタートした5号車が最終コーナー出口でコントロールを失いコースアウトして赤旗中断がありました。そんな様子を見てしまうと過去のトラウマが疼くと言いますか・・・平たく言うと怖くなってしまって、せっかく再スタートでは6位ポジションからのスタートだったにもかかわらず、再スタート直後に28号車に抜かれて順位を落としてしまいました。いつもは頑張って追うのですが、今回は追いつける気が全然しなかったですね。気持ちで負けてたかもしれません。
そんな辛い状況の中で、僕の前のグリッドからスタートしたMRRC27号車が5位入賞を果たしてくれました。1台に抜かれたものの1台を抜き返したバトルですね、ナイスガッツです。凹む内容が多かった中で明るいリザルトでした。
インジェクション・リーカルクラスではMRRC46号車のY野さんが優勝!おめでとうございます!
OpenクラスではMRRC27号車のO田さんが5位入賞!おめでとうございます!
あー、表彰台乗りたかったなー涙
モト5クラスではMRRC70号車のT橋さんが優勝!おめでとうございます。トップクラスでの優勝はホント難しいですから、快挙ですね。
レース後にタイヤを10インチに交換。
いつもはSVまで自走してそこから新幹線で帰宅しているのですが、今回は11月の浜名湖ミニディに参加するため愛知県まで自走します。10インチタイヤへの交換はミニディ展示のためのお色直しですが、長距離ドライブで多少なりとも乗り心地がマイルドになることも期待してますw
ちなみにレース後でも右フロントの車高は落ちてませんでした。やはりダンパーの寄与は大きいみたいです。
長距離ドライブ前に三郷に一泊しました。レースで疲れ切っているので体力回復に努めようという計画です。
日曜日の夜から月曜日の朝にかけて雨の予報でしたが、屋根付きの駐車場に一泊なので助かりました。とは言え19時から雨の予報に対して17時くらいには降り始めてましたので筑波から三郷の途中で降られて濡れてしまったのですけれども。ホテルの駐車場でミニの濡れたボディを必死こいて拭くというのも滅多に無いシュールな体験ですよw
そしてミニを安全安心な場所に安置してから電車で八潮に移動し、いきなりステーキへ。疲れてたけど食欲優先して出かけよう、雨だからミニを使わず電車で移動しよう、自分の中では論理的選択なんですが、世間では絶対認められないだろうなあw
狙いは今回もリブロース600g。
苦労して出かけてきただけあって(?)今回のリブロースは大当たりでした。焼き加減はパーフェクトなミディアムレア、筋もなく脂身まで全部美味しく頂きました。翌日の大移動に備えて英気を養えることでしょうw
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