こんばんはスタッフアズマです。
前回エンジンストールでレッカー入庫だったYMN様。あれからエンストの症状などは一切なく調子よく乗れているようです。
本日は安心オートマ施工後1000km走行したので点検を兼ねてオイル交換を行っていきます。
まずは試乗チェック。安心ATにしてあるので変速時の滑りやジャダーなどがなくスムーズに加速していきます。
走行中左前からガガガという異音が有るようなので確認してみたところ、
ラジエーターを冷やす電動ファンと走行時の振動が共振して異音が発生しているようです。
気になるようでしたら電動ファンの交換がオススメです。
ミニモニチェック。エラーコードを示すフォルトは、クランクセンサーが表示されました。
一過性のものとは思われますが今後要観察です。フォルトのログはリセットしておきました。
マルチ画面の数値は計測されています。
MAP値は基準値内で動作中
水温、吸気温センサーは表示されています
電圧は良好です。
O2センサーは元気にぴょこぴょこと動作しています。
燃調二次補正もどうさしています。
灯火チェック。左のフォグランプが点灯していませんが、こちらは滅多に使わない+今年の冬に車検のため取り外す予定とのことで今回はこのままにしておきます。
その他の灯火はしっかりと点灯していました。
オイル量はOK
燃料希釈によるオイル粘度低下の目安となるガソリン臭は中くらいでした。
足回りチェック。ブーツ切れはありませんでした。気になるような大きなガタはありませんでした。
ブレーキパッドの残量はまだあります。
ミッションケースにオイル漏れはなくきれいでした。
エキゾースト周りの損傷はなさそうです
オイルを抜いていきます。オイルの色は褐色でした。
ドレンボルトの鉄粉は中くらい。トルクコンバーターに溜まっていた鉄粉が出てきたものと思われます。
茶こしフィルターに異物はありませんでした。
パーツクリーナでミッション周りのお掃除。ほとんど汚れていないのでささっと完了です
ブレーキキャリパーエアブローしてダストを吹き飛ばしました。
足回りに気になる緩みはありませんでした。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSのAT用ブレンドと万能添加剤のSOD-1です。
ミニのATの構造上オイルを抜いてもコンバーター内に粘度低下した古いオイルが3リッターほど残ってしまいます。そのため少し硬めのオイルをブレンドして適正なオイル粘度に上げてあげるのがこのAT用ブレンドです。
オイルカルテがまだ作られていなかったので新しく作成しました。
今後当店でのオイル交換ごとに写真付きでおいるカルテを更新していきます。
次回のオイル交換は、3000km走行後または6ヶ月後のどちらか早いほうです。
朝の乗り始めにリアブレーキが鳴くとの事で点検。
オイールシリンダーは最近交換したのかブレーキオイル漏れはありませんでした。
しかし、このホイールシリンダーに付いているブーツとカップのセットはしばらくすると漏れてくるので要注意。キャメルでは車検毎に国産のカップキットに交換して漏れを防いでいます。
外したドラムは線キズができています。
この線キズはブレーキ鳴きの原因になることも有るのでペーパーを当てて少しでも段差を均します。
ブレーキシューは面取りしておらず角が立っていました。
ブレーキ鳴き対策としてベルトサンダーで面取りしておきました。
ウェッジアジャスターでブレーキシューが適当なところになるよう調整しておきました。
タイヤをトルクレンチでしっかりと取り付けました。
クーラント量はOKでした。
おまたせいたしました作業完了です。
ありがとうございました。またのご来店お待ちしております。
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