曽根です。
KBY様 初キャメルありがとうございます。。。
ぶつけちゃったので修理のご依頼でレッカー入庫です。
ぶつけちゃったのはフロント・・
バッテリーが上がってエンジン掛からないので押してたら・・・・
下り坂でそのまま進んでしまい・・・ぶつかってしまったとのこと。
フェンダー先端がちょっと歪んでタイヤに擦りそう・・
少しならハンドルが切れるくらいに軽く修正して積載車から降ろします。。
フェンダーとフロントパネルは鈑金修理でイケそうですね・・
内装は擦れも少なく良い状態です♪
エンジンルームは大丈夫そうですね。
あ・・冷却水が見えません・・・
どの位入るか・・とりあえず水をいれてみよう。。。
1.5リットルも入りました・・・
エンジンオイルはロアレベルより少し下。。
汚れから見てそろそろオイル交換?
ブレーキフルードの量はOK。。 量を見る限り漏れはなさそうです。
ミニモニでECUチェック。。
フォルトは2個入ってました。
水温センサーと、
スロポジセンサー・・
過去の整備でリセットしてないだけかもしれないので後ほど一旦リセットしておきます。
今後再発した時に精査します。
水温センサーが90℃まで上がってますがサーモスタットが開いてません。。。
92℃まで上昇してもラジエターに流れ込んできてません・・
冷却水が少ないままで走行すると・・
サーモスタットに水に浸かってない状態で空焚きされてサーモスタットが壊れてしまいます。。。
本来88℃で開弁するはずが固着して閉じたままのようです。
もうダメかな・・と思ってたらサーモスタットが蘇生したようです。
開弁してラジエターに流れ込んできました。
大丈夫かな。。。今後も状況観察が必要です。
フォルトを一旦消して、
ノーフォルトにしてからECUチェック再開
マルチ画面の数値は基準値内ですね。。。
左上から ●クランク角センサー信号(エンジン回転) ●『I』アイドル認識OK ●『C』燃調OK
左下 ●スロポジ電圧 ●スロットルバルブの開度調整するステッパーモーター値
エンジンに掛かってる負荷をECUに伝える重要センサー・・・MAP
インテイクマニホールドの負圧は適正値でした。
吸気温OK
エンジン掛かってるのにこの電圧はダメですね。。。
バッテリーが上がった原因は発電不良でバッテリーに充電できなかったのが原因のように思われます。
過去に交換歴はありますがこのオルタネーターは交換必要です。
O2センサーはエキゾーストマニホールドで残留酸素を測って排ガスの濃さをチェック中。。。
6%燃料増量して燃調を調整中・・
基準値内です
下回りも点検します。
良くメンテされていそうです。。
テンションブッシュは交換してありますね・・
ロアームブッシュも交換されてました。
ハブやボールジョイントも大丈夫。。
ブーツ類の切れもありませんね。。。
まだ大丈夫ですが、アウターブーツのヒビは今後も要チェック。。。
フロントのラバコンはペチャンコです。。
ミニスポーツ製のハイローキットの調整ボルトが伸びきってます。。
アレックモールトンのラバコンに交換すれば新車以上の乗り心地になりますよ♪
オートマの前面パネルから伝ってオイルパンに多めのオイルが垂れてます。。
隙間から上を覗くと・・・オイルフィルターケースから漏れてるのが見えます。。
オートマMINIのオイル漏れ原因ナンバーワンの部分。。。
走行中は常に7㎏前後の油圧がかかり続けるのでフィルターケースのパッキンが切れたり弾力性が無くなったりすると走行中にドンドン漏れてきます。。。
この悩みを100%解消したのが、キャメルの『漏れないフィルターケース』。。お勧めです。。
オートマ背面のオイル漏れは・・
キックダウンコントロールレバーからです。。
対策品があるので左のドライブシャフトを抜く機会がある時に交換お勧めです。
マフラーは新車からそのままなんですね・・
でも・・もう限界かな。。
リヤは車高調整できないノーマルのストラットコーンのままでした。
ラバコンが潰れて小さくなる分だけ車高もそのまま下がります。
タイヤは簡単に持ち上がってしまうのでショックアブソーバーは抜けてます。
凹凸のある路面では突き上げ感が強いですね。。。
では・・まずはフロント部の鈑金修理から進めることにいたします。
つづく
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