ミニの場合、車検時に必要な整備と言っても日本車と同じです。
車検と予防的な整備は異なります。
車検が高い安いという人は、その予防的な整備費用が車検費用に加算されるか
中古車購入故に前オーナーから負の遺産を引き継いだかだけの事です。
僕も毎日ジュリアナ号に乗ってるので、ここはNGだろ!みたいな個所だらけです。
だけど、そう思わない人もいるんです。あまり分からないというか、ミニならこんなもんだろうという人が。
ここ2年の間にフロントブレーキの制動差が出始めるミニが少なくなく、キャリパーのOHや交換が必要なミニが多いのですが、サスを変にいじってるミニが多いので、幸いというか?ブレーキング時によほど左右差がないと分からない人が多いです。サイドスリップが合っていれば広場などでハンドルから手を放して、その時点で直進しなかったらアウトですが、そこからブレーキチェックすればいいです。パットを変えたりOHした後はちょっと当たりが付くまでは判断しないように。
それよりもリアのホイルシリンダーは2年毎の交換に越したことがありません。しかし実際、車輛の保管がよく、走行も少ない、ブレーキオイルの交換もされてるミニだと、2年後も全く漏れてないものが多いです。
ただ、あと2年大丈夫かと言うと?で、そこまで品質は良くありません。ブーツ内部に徐々に漏れてくるものです。
ですから、いわゆる”カップ”の交換を行えばいいわけです。
カップと言えばシールとブーツの交換を言うのですが、
ミニの場合、ここも日本製が使えます。ホイルシリンダーの交換よりスイスイできます。
ちょっと検索すれば出てきますので、そっちは任せますが、この分野で日本製はダントツですね。
あくまでもシール以外が良い、定期的な点検を受けている車輛のみ、状態においては交換できるので、ユーザー車検レベルの車輛には、現在のホイルシリンダーの価格ならアッセンブリー交換すべきものが多いと思います。
それと整備性を考えると、レースカー以外の車検を必要とするミニにステンメッシュホースを使うのは良くありません。
それだけでブレーキが利くようになったみたいなSNSの書き込みは思い込みです。
ゴムのホースならクランプ出来ますし、昔とは比べ物にならないくらい品質もいいです。
メッシュホースをバイスでつままないように!