2週間近く在庫切れになっていたDHRハイブリッドボールジョイントは新ロットが届いてショッピングサイトからお買い求めいただけます。
一つお願いがあって、弊社ボールジョイントを販売される場合は、弊社販売定価を守ってください。海外では輸送コストなど上乗せして価格設定されていますが、日本国内ではそういった”転売ヤー”的な販売が無いようにお願いします。
最近特に故障の原因が見つけにくいケースが以前より増えています。見た目では判断できない取り付けの不備や配線処理の不具合で、特にインジェクションになって、誤診からバイパス処理を行い、その配線が接触不良を起こして”ときどき”症状が出るで、入庫時は何ともなくても、翌日に症状が出たり、症状が出ていたのに突然普通に戻ったりww
今作業してるミニも、言ってみれば”故障の2段蹴り(笑)”
エンジン始動不良からフューエルポンプの作動音をチェック、動いてる、ちょっと掛かりにくいけどエンジン掛かる、なのにヒューズに電気が来てない(汗)
これはよくあることで、ECU~リレーボックス~ヒューズ~イナーシャスイッチの何処かを繋ぐハーネス内部の導通が不良の場合、よく調べずにバイパスを引いてしまう修理をされた車輛が結構あります。
その事自体は悪い事ではないんですが、問題はその配線のつなぎ方。
丸ギボシは外す必要がある個所に使うべきで、ずっと繋いでおく個所なら使うべきではありません。写真のように変色してるのは通電してる時間が長く湿気や熱の影響を受けているからです。接点復活スプレーなどは根治には意味がありません、使うh方法が間違っています。
つまり、見た目が良くても通電不良を抱えてる場合があるんです。カプラー間の配線に無用なギボシ端子接続は点灯など単純なトラブル以外では手間取る原因になるし、誤診による高額な修理に結びつく場合が無きにしも非ず、です。
ですから、僕の場合、配線を金具でカシメて、
ハンダを内部まで溶かし込んで(ハンダだけで繋ぐより確実です)
収縮チューブでカバーして引き抜きにも強くしておきます。
実は今回、リレーボックス小カプラーの配線を全部切って、ギボシでつないであるやら増設リレーもすべてギボシという、全部で12~13カ所すべて繋ぎ直し個所だらけの作業で、その後で燃料ポンプの不安定な作動で吹けなかったり、がようやく見つかって、弊社製のリプレースポンプキットへ付け替えです。
ポンプは作動音があるから大丈夫と思ってはいけません、特にポンプをバイパスして動かしてる場合は判断がつかない、そもそもヒューズボックスに電気を通していないミニが存在するからです。