インジェクション車両へのマフラーの選択肢はかなり豊富だから、その中から定評のあるマフラーをピックアップしてレポートしたいと思う。今回のテーマは、コスパのいいサイド出しマフラー。
前編として、定番的な2タイプを編集WのBSCCに取り付けて走らせてみた。
コスパで選ぶサイド出しマフラー 前編
ご存知の通り、ローバーミニのマフラーを交換したいと思っても、新品の純正マフラーなんて入手困難。そこでアフターマーケットから社外マフラーやチューニングマフラーを選ぶことになるんだけど、ストミニ独自の調査の結果、マフラー交換といえば以前はパフォーマンスアップが体感できたり、勇ましいエキゾーストサウンドのものが好まれたけれど、ここ数年の傾向は、アイドリングではノーマル並みに静かで、エンジンを回したときに少しだけ「マフラーを交換した」サウンド感があればいいというもの。つまり純正リプレイス用の社外マフラーとしての重要度が増している。
そこで純正リプレイス系マフラーにはどんなものがあるのか、サイド出しマフラーからセンター出しマフラーに分けて試していきたい。今回は定番的な人気を誇る4種類のサイド出しマフラーから2つをピックアップ。前編として、YouTube ch「ストミニ増刊号」と連動してお届けしよう。
なおローバーミニ用の純正リプレイス系マフラーは静かなもの、値段の安いものが多いので、テールパイプのデザインが好みかどうか、が選ぶ際には一番大きなファクター。価格的にもマフラー製品代(取り付け工賃別)だけなら、30,000円弱から42,000円程度となかなかリーズナブル。オシャレをする感覚でマフラーを取り替えてもいいくらいだ。
RC40 ツインボックス サイド出し
(フランジ付き 触媒後ろタイプ)
ツインボックス(サブタイコ)が付いていること、パイプエンドをカールさせているデザイン、そして価格がリーズナブルなこともあり、選ばれることの多いRC40ツインボックスサイド出し。触媒後ろタイプで、フランジも付いている。
ローバーミニ用のマフラーは、音の静かなものが選ばれる傾向にあるが、その点、ツインボックスなら申し分なし。ちなみにRC40とはワークスのクーパーで採用していたマフラーと同じ形状のこと。
ステンレス(シングル)サイド出し インサート付き
人気のPMマフラーシリーズのサイド出しタイプ。インサート付きで重量は4・5kg。
テールパイプは外巻きカールとなっている。
なお後付けサイレンサーが付属する。
ステンレススチール製だからサビには強く、ラージボアなため、迫力ある排気音を体感できるという。今回装着して走ったところ、アイドリングではかなり静か。高速を走ってみると高回転域では心地よいエキゾーストサウンドを奏でてくれた。
YouTube連動|マフラーインプレッション
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