こんばんは、かじかわです。
SRK 様、前回は初御来店でオイル交換でした。
本日は水路洗浄でご来店です。
早速作業開始です。
まずはヒーターコアを点検。
LLC 漏れは有りません。
ヒーターコアも洗浄できるように、バルブを開けます。
ラジエターフラッシュを注入してエンジンを始動します。
前回も確認していますが、70 度を過ぎた辺りからサーモスタットが開き始めるようです。
勢いは有りませんが、エンジン側から水が流れ込んで来ます。
70 度代も後半になると流れ込んで来る水に勢いが出始めます・・・。
インジェクション車用サーモスタットの本来の開弁温度は 88 度ですので、かなり早めに開いていることになります。
電動ファンの作動開始温度も 87 度と低めです。
停止は 83 度でした。
水温センサーの精度は問題有りません。
ひとまず、スリーチェックは終わりましたので排水します。
錆混じりの赤茶色の水が出て来ました。
ラジエターとヒーターコアから吸い出した水も若干錆が混ざっていますね。
冷却能力維持と、鉄製エンジンを錆から保護するためにも定期的な洗浄はおすすめです。
サーモスタットの早過ぎる開弁は燃費やヒーターの効きに影響してきます等々をご説明して、本日交換させていただくことになりました。
サーモハウジングのボルトもかなり錆びていましたので、ステンレス製に交換します。
古いガスケットは綺麗に削ぎ落とします。
摘出した古いサーモスタットもご覧の通りでした。
新品と比較すると別物の様です。
新しいボルトでハウジングを固定します。
LLC とクーラントブースターを注入します。
交換したサーモスタットの閉じ具合は良好です。
開弁温度・量も問題有りません。
88 度でエンジン側から水が流れ込んで来ます。
オイル、100ccほど減っていましが、この前交換したばかり。
たまに確認してあげてください。あまり多く減るようでしたら、一緒に対策していきましょう。
たまに確認してあげてください。あまり多く減るようでしたら、一緒に対策していきましょう。
灯火類点検も問題有りません。
お待たせいたしました。
まず一つ、宿題が済みましたね。
残りも少しづつ終わらせていきましょう。
本日もありがとうございました。
またのご来店をお待ちいたしております。
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