この時期はコタツに引き篭もりたいスタッフアズマです
KMI様前回はオイル交換でした
今回は、レッカーでミニだけ先に到着です。
どうやら、ベルト切れでオーバーヒートしたとか、、、
クーラントが残っているか確認したところ、ラジエター内が空っぽです
オーバーヒートしたときに吹き出してしまったのでしょうか?
ベルトが見やすいようにカバーを外してみてみましょう、、、
ありゃ~、ベルトがめちゃくちゃになっています
さらに、オルタネータの一部が割れていますね
ベルトの切断面はブッツリと横に切れています。
ワイヤーが入っているベルトが切れたってことは、相当な力がかかって切れたのでしょう、、、
どこでそんなに力がかかったのか調べてみます
オルタネータープーリーを回そうとしていますがびくともしません、、、
クーラコンプレッサーと、テンショナープーリーなどはスムーズに回ります
ベルト切れた要因はオルタネーターの固着で間違いないでしょう。
固着したままだと走れませんので交換します。
電装品の交換時は、バッテリーターミナルを外して行います。
この際ですので、いままでのオルタネータよりもパワフルな発電のできるブラックオルタネーターに交換します
現代車の燃費競争にはオルタネーターの負荷を軽くして発電効率を上げることが必要とのことで出来た技術を採用してるとのことです。。。
ブラックオルタ鎮座!
ベルトはもちろん切れていない新品です。
テンショナーでベルトを張ります
キャメルの魔法がここにも隠されてます・・・・
プラスチャージライン※をオルタネーターとスターターモーターのプラスにつないで
充電ロスや、抵抗を減らします
※プラスチャージライン・・・オルタネーターの出力線の根元に鉄箔を巻くことで磁力の放出を抑制して電気の出力方向を強くするっていうイメージです。。
クーラントが少ない状態でしたね、、、
補充したらエンジンを始動してオルタネーターの発電量をみてみましょう
14.30Vありましたしっかり発電されていますね、、、
ミニモニでも電圧をみてみます
ヘッドライトなどを点けていない無負荷時で14.2V
負荷がかかってるときでも13.9V発電しています
パワフルですね!
ベルトとオルタネーターの交換完了しました。
念の為、他の場所もチェックしてみましょう
ブレーキオイル量警告灯の配線がちぎれていますね、、、
ブレーキオイルがなくなっているのに気が付かないと危険なため、修理しておきます
端子部分を新しく作り直しました、しっかり動作するでしょうか?
バッチリ!ブレーキ警告灯が点灯しましたね
オーバーヒートしたようなので、サーモスタッドにダメージがないかの確認もします
ミニモニと温度計に温度差がしっかりありますね、閉じ具合は問題なさそうです
開き具合は88℃でサーモスタッドが開きラジエター内に勢いよくクーラントが流れ込んできました。
こちらも問題なさそうです
作業完了しました
明日、冷えてから漏れを確認して完了予定です。
12/10アズマ追記です
確認しましたが漏れはなさそうです
オーバヒートしていたようですので、圧縮を計測します
圧縮を計測しました
全気筒しっかり圧縮ありました
KMIさまご来店です
カレンダーでなにかいいもの見えました?
ご利用ありがとうございました
またのご来店ご利用お待ちしております
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