そんなローバー ミニ クーパーとは逆に、ジョン クーパー ミニでは、1300Sciが登場したことで人気ぶりを加速させています。
やっと現代の輸入車っぽいインジェクションモデルに進化したジョン クーパーでしたが、このころの国産車チューニングカーでは、インジェクションをキャブレターに変更するチューニングが大流行していたということも関係してか、ジョン クーパー ミニでもキャブレターモデルの人気が大幅にアップ。ミニマルヤマでも、ジョン クーパー ガレージからキャブレター版の1300Sを輸入して、数年の間、インジェクション版とキャブレター版が併売されていたそうです。
そしてまた、’92年から数年間はチューニングミニ&コンプリートチューニングが大ブームとなり、チェッカーマーコスミニやチェンバレン、KADやジャックナイトなど、さまざまなチューニングやスタイルのミニクーパーが流行ったのはみなさんご存知の通り。
そうしたチューニングミニブームを作ったとも言えるジョン クーパー ミニでは、コンプリートカーの1300Sciだけでなく、1000ccや1300ccキャブレター版のジョン クーパー チューニングキットも飛ぶように売れたそうです。
近々、ストミニ本誌で丸山和夫氏のインタビューをする予定なので、ジョン クーパー ミニの新ネタを仕入れてきたいと思います。
編集N
自動車雑誌編集者歴30年の、カメラマン・ライター・英語翻訳・動画撮影・動画編集、そして雑誌企画制作もこなすハイパーマルチメディアクリエーター。プライベートではミニメイフェアと30プリウス、フェラーリなどを所有。
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