オイル漏れ対策にいろいろパーツが改良されています。
同じ形状の物を”日本製”・高品質とうたう物に換えたとしても、オイルシールは消耗品ゆえに必ず交換する必要が生じます。
写真のパーツにもオイルシールを使ってオイル漏れ対策されています。オリジナルはシールは使われていません。
オリジナルがシール無しなら、シール無しで行けるんじゃないかと思うんですが、そもそもオリジナルが欠品になってしまって、代用品が必要という事情もあってオイルシールを追加した部品が作られました。
キックダウンスイッチに使われていたオイルシールがかなり緩くてどうしてだろう?と思うほどだったのと、エンジン内側にもオイルシールが付いてますが、向きが逆では?と思う付き方でした。このシールも硬化してエッジがカチカチでしたので、経年劣化が進んでいたのでしょう。
オイルシールはシールのリップ部分が潤滑されていないと摩耗してしまいます。二重にオイルシールを入れても実際に有効なのは内側の1枚で、その一枚のリップが摩耗して外側にオイルが届くころはすでに外側のシールも賞味期限が切れてるでしょう。
オートマのキックダウンスイッチは需要も薄いため弊社で作った場合多くは在庫になってしまいますが、レバー部分のシャフトを少し改良する余地があるので、先ずはそこだけ作り直してもいいかなと思っています。
あとは価格が高額なので、買い替えにならないように、対策部品という形にするかも。