曽根です
先日の筑波サーキットでのトラックディはスポーツ走行で参戦したYMZ様。
前日に13インチのSタイヤアドバンA048で戦力アップしましたが、
フルノーマル、クーラー付きのBSCCは、以前にパワフルマシンを操ってたYMZさんにとっては、もうちょっとパワー欲しいな・・と
マジシャンYMZ 指をパチンと鳴らして 魔法で出したものは・・・・
おっ、ちょっと重そうな赤いヤツが出てきましたねぇ。
あのビッグバルブヘッドじゃないですか。。
このヘッド、低速トルクが無くならずに上まで回るんでオートマ車とのマッチングが良くて、
OONさんも バッチリ速くなりましたね。
それと、KADのクイックシフトも取付けお願いね・・
わかりました。
ビッグバルブヘッド装着で来月11日のスーパーバトルのスポーツ走行が楽しみですね。。。
では、お預かりさせていただきます。
2020/10/01
スーパーバトルに間に合います。
作業を開始
ヘッドを取り外します
外したヘッドをチェックします。
今回は、不具合での作業ではありませんが、燃焼室などを観察します。
シリンダー側の清掃をしっかり。
RECSかけたみたいにキレイにします。
スタットボルトなどの清掃もしっかりします
ヘッドにスタットボルトを移植して
準備が進みます
このタイミングで先にクリアランスを調整。
マニホールドをスムージング加工されたもので吸気効率の向上を
狙います
そのために移植するものが、こちらもありあり。
水温センサーは漏れ痕があました。交換するためにマニホールドの
脱着を要するため、この際ですので交換します
スタットボルトも移植
ビッグスロットルなどの準備に入り、組み付けに挑みます。
2020/10/02
ビッグスロットルも移植部品がございます。
スロットル・ポジションセンサーは、標準パーツでした。
ノーマルのスロポジを使用すると
ビッグスロットルとスロポジセンサーとの動きが悪くなることがあります。
症状としては戻りが悪くなることがまれにありアイドリングの
調整機構があるためこの現象が起こりにくくなります。
また、
アクセル全開/全閉という荒っぽい操作じゃなくて、パーシャルでゆっくり変化させる
ようなコーナリングで燃料コントロールが滑らかになったのを体感できます。
サーモハウジングのボルトは、スチール製でした。
ねじ山の腐食が進んでいる為、
こちらは錆びに強いステンレスに取り替えます。
バキュームホースは付け足しをしたゴムホースでした。
青のシリコンホースに取り替えます
エアコンガスも充填して
COLD12を充填します
オイル交換も
今回はブレンドをいたします
ブレンドの割合で自在の粘度を調整
ブレンドマスターの魔法?
万能オイル添加剤のSOD-1、投入も忘れていません。
ヘッド交換前のオイルの状態です
鉄粉は多めでした
茶こしには、異物は出てきませんでした。
やまちゃん号はまだPECSが装着されていません。
是非ご検討をお願いします。
持ち込みパーツのレサーやまちゃん号にこれまた
ニューアイテム。
シフトをスピーディーに操るためのクイックシフト。
グリスアップも定期的に実施
エンジン始動しました
ミニモニでECUを確認
マップ値は、基準値付近で安定してます
サーモスタットがそろそろ開きます
バッテリー電圧の良好
O2センサーの反応も良好です
燃料補正もされています
空気圧は2.2Kセットします
2020/10/05
連絡をいただき、スロットルポジションセンサー
「おしりペンペン」を取り付けます。
標準のTPセンサー
お尻ペンペン
完成ごの確認中にエンジン不調が発生。
点検の結果エアーの吸い込みが発覚しました。
これによりアイドリングの高止まり。
ハイ・アイドル状態となりました。
原因は、パキン不良によるエアーの吸い込みでした。
交換して無事解決
マスターの試乗確認で、作業終了しました。
ご心配をおかけしました。
エンジンは絶好調になりましたが・・
車高を落としたらバンプストッパーが当たってるのか突き上げが強くなりました。。
ならば・・バンプストッパーをカットしましょう。。。
YMZ様ご来店いただきました。
ちょっと試乗していただいたら、左にハンドル切った時右前がちょっと擦るとのこと
ならば・・当たるところをカットしましょう。。。
これでOK!!
明日はSBoMのスポーツ走行です。。。
ビッグバルブヘッドでパワフルになったので楽しみです♪
では、あしたよろしくお願いします。
ありがとうございました
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