曽根です
HNM様 エンジンストールして再始動しない・・・とのことで緊急レッカー入庫です。
ちょっと遅くなるけど積載車に積み込んじゃったんで搬入してもよいですか?
と、レッカー屋さんから連絡入りました。。
到着しました
1ヶ月くらい前にオークションで購入したばかりのMINIだそうです。。。
押してピット横まで持ってきて・・・・
オイル、水の点検から・・
ラジエターキャップを開けたら・・・
わぁ、これは汚れすぎ。。。 何は無くても水路洗浄はやらなきゃ。。
で、とりあえずセルモーター回したら・・・・
ヒュルルルル・・・・ しばらくして ブォォ~ン
不調ながらエンジンがかかりました
ミニモニでECUチェックしてみます
フォルトは3連発
まずはバキュームのMAPセンサー
スロポジセンサー
クランク角センサー
そして、
MAP値は91Kpa これは異常値。。。
バキュームラインでエアー吸ってる可能性大。。
ここまで異常な数値だと、後期型のMINIはフェイルセーフモードで
MAPセンサーを無視して運転してくれるのでとりあえずは走れるという状態です
マルチ画面の数値は冷えてる状態なので、基準値内
バキュームを改善してから他のパーツは精査します
エアクリーナーの後ろのバキュームホースを手探りで動かすとエアーを吸う音が聞こえました。。。
ココからエアー吸ってますね。。
スロットルボディの後ろにささってるショートの黒ホース。。
Lアングルの部分が縦割れしてました。。。
主犯はコレですね。。。
ここから、かじかわが追記です。
ホースとフューエルトラップを取り付けたら、再度 ECU チェックです。
今度は少し低めの値となりました、バルブクリアランス調整が必要かもしれません。
ひとまず、エンジン不調は改善したところで、水路洗浄を行います。
サーモスタットが開いたようですね、ラジエーター内に水が勢い良く流れ込んで来ます。
排水したところですが、かなり汚れていたようです。
エンジン内部の錆が心配です・・・。
ラジエーター(右)とヒーターコア(左)から吸い出した水です。
ラジエーター内、かなり錆が進行しているようです・・・。
ラジエーターコア内部ですが、錆や詰まりが確認できます。
お早めに交換されることをおすすめいたします。
LLC 注入ですが、飲み込みが悪いため、ゆっくり慎重に行います。
9月28日追記
翌日・・・
ラジエターの水量をチェックします。
エアが抜けて水面が下がってます
補水してから念のために、ミニモニを繋いで水温もチェックします
フォルトの再発はありません
アイドリングが不安定なのはアイドル認識できてないからですね。
スロポジセンサー交換で改善することが多いです。
あれ・・・106℃まで上がってるのに電動ファンの音がしないぞ。。
やっぱり動いてません。。
昨日は90℃チョットで動いてたのに・・・・精査する必要あります
タペットカバーパッキンからのオイル漏れは気になります。
オイル漏れは上から順番に直していくのがセオリーです。
アッ、ガソリン無くなっちゃった。。。
ガソリンタンクを覗いてガソリンを確認したら・・
満タンに近いくらい入ってました。。。
タンクの入り口の錆・・・ちょっと気になります。
続く。
キャメルはブログランキング参加しています
キャメルオート オンラインショップ
PECSや売れ筋パーツ販売してます
ローバーミニ専門店 キャメルオート
http://camel-auto.co.jp/ TEL.0120-810-002