曽根です。
TNK様 いらっしゃいませ♪ まだ暑いねぇ。。
マスター、オイル交換お願~い
あいよ 喜んでぇ~
前回は異音退治でリヤショック取付けし直しとハブベアリング交換でした
前回も指摘されてる、アクセル踏み込んだ時の息つきは、今日はあんまり気にならなかったけど点検してみて。
わかりました。
それにしてもTNKさんのMINIはいつもピカピカですねぇ
ボディメンテは・・やっぱりシュアラスター?
室内もしっかりクリーニングされてますね。。。。
息つきの原因は点火が弱い‥ってこともあります。
プラグコードは交換歴なさそうですね。。
97年式以降の同時点火はコイルとコード交換するだけで点火が強くなることがあるので、交換候補パーツに入れておいてください。
試乗点検させていただく前にオイルチェック。。。
前回入れたオイルは、ハイレスポンスな4CTでしたね。
量はOK。。
ガソリン臭チェック。。。 うーん 鼻の奥にツーンと来ますね。。
ガソリン臭強いです。
いつもチョイ乗りばかりだそうで、キャメルに来るのが一番のロングドライブというTNKさん。。。
油温がしっかり上がるまで走らないとオイルに混じったガソリンが蒸発せずにそのままになってオイル粘度を下げる原因になります。
粘度低下の原因はいくつかありますが、燃料希釈による粘度低下は腐食摩耗の原因になり危険です。。。
そういうこともあって、TNKさんは走行距離1000㎞そこそこですが、半年に一度のオイル交換を欠かさず来店いただいてます。。。
ブレーキフルードOK
では、オイル交換前の試乗点検に行ってきます。。。
前回、足回りの整備してるのでガタツキはありませんね。。
アクセル踏み込んだ時の息つきもありますが、戻した時に加速しようとする素振りも見せます。。
点火が弱いのが息つきの原因の場合は、踏み込んだ時だけの症状ですので
やっぱり、スロポジセンサーの方を交換してみたいですねぇ
助手席に同乗してもらったTNKさん。。。
『じゃ、交換しちゃおうか』
キャメルに戻ってミニモニでECUチェックから始めます。。
いきなりフォルトは、予想通りのスロポジセンサー。
ミニモニ君も 交換して~って言ってます。
マルチ画面でのスロポジ電圧は 0.56Vで正常値ですが、スロポジはスロットルバルブの動きをみるのでその変化量と変化スピードが問題です。 なので こういう静止状態での数値は参考程度にしかなりません。。
他の、アイドル回転 アイドル認識 燃調補正 ステップ値は基準値内です。
バキュームのMAPも正常。。
前回、バキュームホース交換しましたもんね。
水温 103℃で・・・
電動ファン回り始めました。。。
ちょっと作動温度が高いですが、一時期出回ったファンスイッチに作動温度の高い物がありましたね。
今は97℃前後で作動するものを用意してますので、気になるようでしたが交換しましょう。
吸気温
電圧OK
O2センサー稼働してます。。
O2センサーの数値から燃調補正もOK
▲5%薄くしなさい・・と指令が出てますね。
スロポジのフォルトは消しておきます。
リセットでノーフォルトになりました。
後ほど、スロポジセンサー・・またの名が『お尻ぺんぺん』 を交換します。
TNKさんも自分で お尻ペンペン??
その前に下廻り点検。。。
前回ハブベアリング交換してるし、ガタも破れもなく良好
パッドの残もOK
左前も良好です
オイル漏れは少ない方ですね。
デフケースの合わせ面にオイルの雫が少し・・・・
チェンジシールからでしょうか。
左デフサイドシールも大丈夫そう。
右側も大丈夫。。。
じゃ、オイル抜きます。
茶こしフィルターで異物が出てこないか監視中。。。。
おぉ~ 収穫あったぞ。。
なんて言ってる場合じゃないですけど。。
金属ではありません。 曲げるとパキパキ折れます。
直径15㎝くらいのパッキンの一部??
異物には違いありませんが、2次摩耗を引き起こす材質ではないのでそのまま状況観察することにします
このドレンボルト、ホントに磁石なの?
はい、磁石でした。
鉄粉は少なくエンジンもミッションも良好、TNKさんの運転も丁寧・・・ってことです。
少しオイルで汚れてたアンダーガードをきれいにしてから取り付けます
エンジン ミッション、オートマ すべてに効く万能オイル添加剤
キャメルでは定番です。
初期型のホンダフィットやキャパのCVTに出る発進時のジャダーは湿式多板クラッチに間の汚れが原因とされてますが、このSOD-1の清浄作用で一瞬でジャダーが消えたのを体感してこの添加剤が本物だと確信しました。 byまったーマン
オイルは今回も ハイレスポンスの4CT 4W40をチョイス。。
100℃の動粘度プロステージを比較してみると
プロステージ10W40 13.8㎟/s
4CT 5W40 13.4㎟/s
と大きな差はありませんが4CTは軽い吹き上がりを確実に体感します。
厚くて柔らかい油膜のプロステージに対して、薄くて硬い油膜の4CT
4CTはワンランク硬めの粘度でも軽いのでマニュアル車は10W50のチョイスもアリですね。
オイル注入中。。。
ここでよそ見しました。。
で・・・・・周りにちょっと零してしまいました。 パーツクリーナーで流しましたが
最初のうちオイル臭いかも・・・すみませんでした。
そして、お尻ペンペン(スロットルポジションセンサー)の交換です
作業はたつろうメカ。。
取付完了。。 ノーマルと違い、回転させて取付位置を調整することができます。
これで、息つきが無くなって、アクセル開度に対して正確な燃料噴射がコントロールされるはず。。。
グリスアップして、
最後の仕上げは窒素+セラミックエアー
泣く子も黙る(笑) 空気に魔法です。。。
TNKさんにとっては定番の魔法です。
まだ試してない方は是非お試しを。。。
お待たせいました
お尻ペンペン取付後の試乗できなかったので、インプレのご連絡お待ちしてます。。。
ありがとうございました
~ ~ ~ ~ ~
そして、TNK様からご連絡いただきました。
『息つきもなく良くなったよ。。』
じゃ、更によくなるように次はプラグコード替えましょう!!
ありがとうございました
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