曽根です。
HRT様 個人売買で今月ゲットしたオートマMINIの点検でご来店。。。
だいぶ前におと~と君の試乗でご来店いただいてたので初キャメル‥ではありませんが、
今回の白MINIは初キャメル。。。←ややこしい(笑)
ちょっとお世話になった人から譲ってもらったとのこと。。。
素性もわかってるので安心ですね。。。
キレイなMINIですね。。
そして、更にきれいにするためにカーペットは全部とってお掃除中とのこと。。。
シートも運転席以外はクリーニングで外されてます
さて、点検開始です。。。
全体に手入れされているのが伝わってくるエンジンルームです。。
交換されてるイグニッションコイルはポイント車用のシルバーコイルですで・・・
できればインジェクション車用の0.8Ωタイプをお奨めです。。
HRT様からもご指摘ありましたが、ブレーキマスターキャップの配線切れてます。
ヒーターバルブは純正のままですね。。。
樹脂製なのでだんだん脆くなってます。。パイプが破裂するまえに交換お奨めです。。
オイルは少々減ってます。。。
エンジン再始動した時に白煙がモワァ~っと出てましたから
オイルがバルブを伝って燃焼室に入り込むオイル下がりはありますね。
バルブステムシール交換お奨めです。
では、試乗に行ってきます。。。
ショックは抜けてそうです・・・ピョンピョン跳ねますね。。。
ラバコン替えたいです。
前からコトコトと振動も伝わってきます。。。あとで点検します。
オートマのタイムラグはやや長め。。
走りだしてしまえば変速は問題ないですが、タイムラグはオートマの危険信号の第一歩です。
今後のオイルメンテナンスと暖機運転はキチっとやってオートマ長持ちさせてください。。。
ずーっと前におとーと君乗せてもらったけど、自分のMINIと比較してもらうように
今日も試乗してみてください。。
はい、じゃぁ走ってきます。。。
いやぁ~ やっぱり自分のMINIとはだいぶ乗り心地違いますねぇ。。
ラバコン交換は最優先でやっちゃいます。。。♪
ではピットで点検開始です。。。
ミニモニでECUチェックから
お、フォルト3連発。。。 水温センサー
吸気温センサー
クランク角センサー。。。
過去の整備での消し忘れ‥って場合もあるので
一旦消してリセットしておきます
ノーフォルトになったので、次回再発するようでしたら精査します
マルチ画面の数値はすべて基準値内。。
アイドル回転 アイドル認識 燃調補正
スロポジ電圧 ステッパー値 です。
バキュームのMAP値。。 35Kpaは基準値内ですが・・・・
タペット音が大きくバルブクリアランスが大きそうな割には真空度が低い。。。
試乗でもなんとなく重く感じたので、バキュームホース再点検も必要かも。。。
フォルトだった吸気温センサーも稼働してます。。。
12.7Vは電圧低め。。。
オルタネーター交換してありましたので、追加アースコードでアース強化してから再チェックしましょう
O2センサー 稼働してます
燃調補正も正常値。。。
次は下廻り点検です。。。
一緒に点検しましょう。。。
右足回り。。。 ハブ、ボールジョイントのガタは無く良好
ラバコンはかなりペッチャンコ。。。ショックアブソーバーも抜けてます。。
乗り心地は悪いはずですねー。。。
新品ラバコンとショック…さらにサブフレームブッシュなども交換すれば新車以上の乗り心地になります♪
アッパーアームが下がったところで支えるリバウンドバッファーが切れてました。
ドライブシャフトブーツのヒビは中くらいの深さ。。。
来年の車検までは大丈夫そう。。。。。かな
あら、ラックブーツは切れてますので交換です
左足回りもほぼ同様な感じ。。。
こちらのラックブーツは更にバラバラに切れてました。。。
左のタイロッドを上下に揺するとゴトゴト・・・
走行中に感じた振動はコレが原因ですね。。。
ラックブーツと併せてナイロンベアリングも交換します。
ラバコン交換の時に、テンションロッドとロアームも調整式に交換しましょう。。。
そして、それぞれのブッシュも交換してリフレッシュです。。。
アライメントの調整幅がウンと広がる調整式ロアームは公認申請が不要になったので是非お奨め!!
オートマの番号は・・
ミッションケースとデフケースとも同じでした。。
修理歴は無い可能性が高いです。
オイル漏れは少なめ。。
珍しくデフサイドシールもキックダウンからも漏れてないですね。。。
オイルが減った原因はやはり燃焼によるものですね。。。
アンダーガードの隙間からオイルフィルターケースを覗くと。。
オイル漏れの原因ナンバーワンのフィルターケースからは漏れてました。。。
『漏れないオイルフィルターケース with PECS』 は何は無くともお奨めナンバーワンパーツです。。
マフラーは餃子型の純正がそのままです。。。
長持ちしてますね。。。
まだ排気漏れしてないので・・・・もうちょっと使えそう。。
リヤは純正ストラットコーンのままで車高調整できませんね。。
ニューラバコン交換時にAVONのアレックモールトンラバコンと相性抜群のロードアジャスターにしましょう。。
次は・・・・水路洗浄 + スリーチェックです。。。
水路洗浄の前に室内のヒーターコアの漏れチェックから・・・
漏れは無いようですね。。。
ヒーターコアの洗浄もできるようにヒーターバルブは開けておきます
ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始
エンジン側は73℃まで上昇しましたが
ラジエターは49℃。。
サーモスタットの密閉度は良好です
新人かじかわ君と ガラス修理で来店中のクルセイダーさんと
水路洗浄の極意をレクチャー中(笑)
水温センサー88℃まで上昇。。。
おや・・ラジエターは91℃まで上がってます。。
本来、エンジン側の水温センサーの方が数℃高い温度を指しますが、逆転してます。
水温センサーの高温側の温度精度がボケ始めてますね。。。
まだ、この程度の差なら容認できますが、これ以上温度差が広がるようなら水温センサー交換しましょう
そして、この温度でラジエターに勢いよく流れこんできてます
サーモスタットの開弁量も良好でした。
さらにほぼ同時に電動ファンが回り始めました。。。
ラジエターの温度計で89℃まで下ったところで
ストップ。。
スリーチェックは、水温センサーの温度精度に少し問題ありましたが他は良好でした
排水。。。
心配していた錆水ではなくホッと安心。。。
今までの水路メンテナンスは良かったようですね。。。
ラジエター、と ヒーターコアから逆流で汚れを吸い出します。。。
これが水路洗浄の極意です。。。
その逆流水も汚れは少なかったですね。。。
これからも定期的な洗浄で水路の健康維持してってください。。
クーラントの飲み込みも良くラジエターの詰まりは無さそう。。
ラジエター本体も交換されていますが、その後のメンテがよいのでしょうねパイプもきれいでした
クーラントブースター入れて洗浄完了。。
おっと・・リザーブタンクに補水するのを忘れないように。。
では、ラバコン交換での足回りリニューアルを中心に
お奨め整備を含めて進めてまいります。。
少々込み合っておりますので少々お時間ください。。。
なるべく早くお返しできるように頑張ります。。。
つづく
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