曽根です。
KTO様、前回はIGスイッチトラブルでセルモーターが回らずレッカー入庫でした。。。
原因はスイッチ裏の配線抜け。。 無事復活しましたが
引取りに来る時間がないとのことで、そのまま次のメニューに進むことになりました。。。
3代目曽根号に搭載して実証済みの・・・・・・
『ノーマルエンジンでも低回転からバッチリトルクがでて一気に高回転まで回り切るビッグバルブヘッド』
KTOさんにも3代目曽根号に何回も試乗してもらって体感していただいてました。。
これだけ下からトルクがあればオートマとのマッチングは最高なんじゃないか・・・・
それを実証する時が来ました。。。
ノーマルのオートマMINIがどう変わるか。。。
ビッグバルブに併せて大きくくり抜かれたバルブホール
ポート内に突き出るバルブガイドは 抵抗を減らすためにカットしました
耐久性確保のために日本製でベリリウムをチョイス。。
SV田中さんが混合気になったつもりで削るポート~スロート。。。 美しいです
これ以上のバルブは入りません・・・
ヘッドのペイントも少々凝ってみました。。
まずはプライマーシルバー・・・
そして、キャンディーブルー ⇒ キャンディブラック ⇒ ガラスフレーク入りクリアという豪華仕上げ。。。
これから注目のヘッドになって、みんなから見られることが増えると思いますので・・・・ね。
次のステップでハイフローインジェクターボディ も計画中・・
その時、サイドドラフトにするか、ダウンドラフトにするか。。。
3代目曽根号でノーマルエンジンにサイドドラフト化して、普通に使えることを実証してますが、
やはりその形状から中高回転域が得意です。。
その点、ダウンドラフトは 低中回転域でもガソリンと空気の混合には有利という特徴。。
燃焼の霧化はパワーに大きく影響する部分なので甲乙つけがたいところです。
今回はオートマで今後もカムは交換しない予定(←あくまでも予定)なのでダウンドラフトをチョイス。。
霧化と流れの良さの両立の為、マニホールドの中を拡大して表面も流れやすく加工してます。
あえて鏡面にはしません。
点検しながらピストンヘッドもきれいにしました。
シリンダー壁に過去の錆の跡が見えます。。
KTO様が乗り始める以前に 割と長期間保管されたエンジンなのでしょうか。。。
気にはなりますが、
実は年内には『ハートピストン+超軽量コンロッド』組込みの予定で、シリンダーはボーリングしてバリッと新品以上のシリンダーになりますから それまでの仮の姿です。。。
将来ハートピストンが入った時に最適な圧縮になるようにしたので
今回はそれまでの暫定バージョンでちょっと圧縮は低めです。。。
ストックヴィテージ田中さんが スペシャルトランスポーターで運んできてくれました。。。
気合入れて作った自信のヘッドです。。。
さて マニュアルの3代目曽根号で実証しているとはいうものの、
果たしてオートマMINIでその威力を発揮することができるのか・・・・
試運転。。。。
踏み込んだ瞬間にその違いは体感。。。
オートマのメイフェアカムとの組み合わせは、出だしからパワフル。
馴らし中なので4000rpmリミットの加速も凄い。。 乗りやすい。。
オートマMINIとのマッチング最高です♪
7月21日追記
最初はイグニッションキートラブルでレッカー入庫だったので代車じゃなかったですね。。
引取りでご来店は、八王子駅からタクシー。。。
さて・・・ どんなに変わったか楽しみです。
納車当日も生憎の雨ですが、しばらくまだ雨が続きそうです。。。
馴らし運転でちょっと控えめに走るにはちょうどいいかも・・・・
2日後のTBCC (7/23) にはクルーとして参加いただくことになってますので
アクアラインを ぶっ飛ばし 安全運転で来てください。。。
ありがとうございました
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
そして、7月23日のTBCCのクルーとして袖ケ浦フォレストレースウェイ・・・
25日は箱根ターンパイク・周辺を全開で堪能されたとのこと。。。。
そして、KTO様からのインプレッションメッセージ。。。
『いやー堪能しました。圧縮が低い暫定バージョンとは思えないバージョンアップです
一番思うのは・・・あんだけデカい吸気バルブにして引き換えに無くすものがないのはマジ素晴らしいです。
大発見! いや大発明!!』
まだこれから、ハートピストン+超軽量コンロッド のバージョンアップが控えてますからねぇ。。。
楽しみは尽きません。。。
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