ちょっとさぼりすぎました。
確認すると 前回のブログから2か月半も経っておりました。
ちょっと時間がたったものもありますが、整理していきたいと思います。
この時期はまだコロナの影響もなかったときでした。
愛媛県の N田 様のミニ
エンジン回転が不安定とのことで入庫していただきました。
まずはステッパーモーターから確認
ケース内に水が入った形跡がありましたので、今回交換することになりました。
そしてこの際 心配な部分も一緒に作業させていただくこととなりまして
国産品 スロットルセンサーも交換
車輌に取付後 調整いたします。
そして 新品が手に入るうちに
ECUも交換させていただきました。
そして 試運転の最中に チャージランプ点灯となり
オルタネーターも交換となりました。
今回は電気系のリフレッシュにてお返しができました。
そして 走行会にて バルブがへし折れたS木君のミニの作業は
元のヘッドは再生不可能と判断して
当店ストック品のヘッドにドライデッキ加工して ペイント
バルブ他洗浄して 軽く摺合せ
パーツも入庫しましたので、組立開始
MED レース用バルブスプリング&リテーナーとローラーロッカーアームも新調
ヘッドだけですので、時間もかからず組立
形になりましたので、いつもの オイルを汲み上げるためのクランキング
ですが、なぜか油圧計が上がってこない?
サーキットコース場を 走っていてバルブが折れて
エンジンが3気筒状態でピットまで戻ってきた状態ですので、なぜオイルが上がらないのか?
このままエンジン始動することもできませんので、せっかく形になったエンジンですが、
取り外して確認いたします。
お立ち台に上がっていただき
ブロック周り分解して確認
オイルポンプも問題ありませんでしたが、
ブロックのオイルラインに・・・・・・
ブロックを下から見た画像なんですが、4番シリンダーのオイルポンプライン側に穴が・・・
ボーリングにてぎりぎりだったオイルラインとの壁が見事に貫通しており
オイルポンプでくみ上げたほとんどのオイルが、ここから流れ出ておりました
内燃機屋に送り 何とか修復させていただき
車両に搭載
無事オイルも上がり エンジン始動いたしましたが、なぜか3気筒状態????
なかなか 終わらせてくれないS木君のエンジン
最終 プッシュロットが曲がっていて これを交換にて完調いたしました。
折角 岡山インターナショナルクラシックに間に合わせるための修理だったんですが、
来年に延期となってしました。
今年は これ以上こわれることもなくなりましたので、しっかり軍資金ためておくように。
また来年のお楽しみ。
どんどんバージョンアップしている N澤 様
今回は ブレーキマスター&クラッチマスターのバージョンアップ作業
交換前は サーボなしのブレーキマスターなんですが、
これも数か月前にサーボ仕様から交換したばかりなんです。
早速 取り外し
ストック品にて また誰かが使うことでしょう
今回装着するのが
AP製シングルマスターキット
当店レースカーやデモカーにつけているものと同じものを選択されました。
シリンダー取り付けして、ラインをフィッティングにて製作して完成
そして マスタータンクがついていた場所にあったヒューズボックスは
室内 メーターボックス内に移設させていただきました。
どんどんバージョンアップする N澤 様 もうそろそろ本格的にレースカーの製作でもしませんか?
中途半端な街乗りレースカーより早くて楽しいですよ。