新しいパーツを製作する際には、自社のミニに試作品を何度も装着してはテストしますが

かと言って試せるミニにも限りがあります。

特定の一台に装着してロングランテストすると書かれていても

自社でそれを長期間行って、それから本生産に入ることなど事実上不可能です。

だからと言って、不完全な物足りないものを出すかと言うとそうではなくて

そこに専業メーカー、今回で言えばボールジョイントなど各種ボール部品をOEM生産してる会社のノウハウが生きてくるわけです。

60年前のクルマ、それもパワステなしのステアリングです。

IMG_2068.jpg

ボールジョイントは図のように、

ステアリングに対する横回転と

サスペンションの上下によってボール部分が左右に折れます。

販売を始めて、意外にも同業者さんが『ボールの動きが固い』と言われますが

ホントにミニしか整備したことがないんだなぁと思わされます。

程度の差こそされ、製品として初期の作動部分の硬さはどんな車にもあります。

まして現代のパワステの付いた車にボールジョイントの硬さなど感じる訳がありませんよね。

そういう訳で、新品のDHRハイブリッドボールジョイントは指でシャフトが折れるような

緩さはありません。

指定トルクを守って組んだ直後は硬さ、つまりタイヤを手で左右に動かす際の硬さがあって

ステアリングは従来より少し重く感じることがあります。

でも、ほどなくに硬さは取れます

ステアリングのラックアッセンブリーを換えたことがあれば

そういう初期の固さがあることはお分かりになりますよね。

そういう訳で、遊びのないドイツ車を思わせるようなハンドルフィールをお確かめ下さい。

投稿者: ガレージ・ドッグハウス

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