自分がどんなブレーキキットを使ってきたかを考えると
まずミニスペアーズ製の4ポットキャリパーを買って、
その後Mスポーツ用に、そのキャリパーにスペーサーを入れてベンチレーテッドディスク化しました。
ところが、開いちゃうんです、使ってるうちに。
一度ピストンとシールをOHしましたが、やや動きに渋さを感じて
そこでERAターボが使っていたメトロ用の鋳物の4ポットへ変えました。
これは効きも安定していましたが、重いのが欠点です。それと、筑波だとベンチは要らないです。
茂木だとダウンヒルで200キロ出るので、その後の1コーナーも結構な速度で入るし、折り返してまた直線が来るので
ブレーキの効きが運転を左右します、が茂木では良く効いてくれました、当時もM1155相当のパットでしたが。
筑波は負担も軽くて12~130キロから60キロまでの減速だから、パットさえ良いのを選べば
キャリパー自身の動きに問題なければOKなはずです。
ブレーキフルードはレースに参加する方はエンジンオイル並みに劣化すると思って交換してください。
一般道では使わないブレーキですが
直線からフルブレーキする場面では、アクセルを踏んでる段階で左足でちょんちょんとブレーキペダルを軽く踏んでおくと、コーナー進入時にブレーキの空走感が無くて踏むタイミングもつかみやすいです。
コースで混走してると相手の動きに合わせて頻繁にフルブレーキして、間に合うか間に合わないか分からない場面に幾度も遭遇します。そういう走りの多い方は一度パットを外して見てみたら良いです。
特にノーマルの2ポットで走ってる人はパットが焼けてボロボロ寸前の場合が多いはずです。効きのグレードを示す黒以外の色の付いてるパットは白く焼けてパットがブロー寸前の物が多く、自走する人は危険ですからね。
ウチのわんこのワン!ポイントアドバイスでした。