予定より少し遅れてしまいましたが
9月第1週末よりDHR 10″ 4pot caliperの販売になります。
今回ロットでは12台製作しました。販売に回るのは内10台です。
先日来、エンドレス製のキャリパーがよく紹介されていますね。
DHR製はパットを選ばずに制動力が出ます。少なくとも10インチだから効きが弱いという定説や4ポットなのに思ったほど制動力がないみたいな事はありません。
既に販売されたものが証明してくれると思いますし、弊社でも装着されたお車の車検時にテスターでゆっくり踏み始めて左右の制動差や制動力を数値化して確認しています。
それも4ポット用ブレーキパットで一番お手頃な(価格という意味で)英国製で全く不満を感じません。
レースをする方はレース用のパット&ローターで、市街地走行ならパットは選びません。
ヤフオクで安い10インチキットが4万円台で売られていますが、高価な国産キャリパーが価格相応に聞くかと言われれば、常識で考えてそうでもないでしょう。
ブレーキはパットとローターの摩擦で制動力を出しますので、そのローターの質がミニの場合は”減りやすい”材質です。
パットのマテリアルも進歩していますが、国産スポーツカーのそれとミニとでは、アタリが付く前後でかなりフィーリングが異なります。
私は、パットに関して言うと、国産の2万円以上する高価なものがダストが出にくいだけでそれ以外のメリットは無いと思っています。
現にDHRのキャリパーを製作してる会社もインプレッサやランサーのパーツを作っていますが、パットに関しては既存の英国製で十分すぎると言ってます。英国製のレース用なんてMINTEXやEBC、FERODO、で十分過ぎます。
どうせワンレースでホイールはダストだらけになります。
写真のDHR製F1ローターを入れても国産の半値以下ですから、だったら、その差額で、英国製のムフフな3ピースホイール買えると思います。
ちょうど今、ムフフなホイールを作ってるところです。