こんばんはスタッフアズマです。
前回助手席側のシートダイヤフラムの交換を行ったHSI様。
本日はエンストでレッカー入庫です。
1回目のエンストした後はエンジンが掛かったが、数百メートル走ったところで再びエンスト。
2回目の再始動を試みたが今度はエンジンがかからなかったようです。
エンストする前にETCが何度も再起動したとのことで電源が怪しそう。
ハザードスイッチをONにしてみましたが、こちらは問題なし。常時電源は生きているようです。
今度はイグニッションスイッチをONにしてみました。本来は点灯するはずのオルタネーター警告灯と油圧警告灯が点灯しません。ステレオも動作していないようです。
イグニッション及びアクセサリー電源が動作していません。
イグニッションスイッチ周辺に今回の犯人がいそうです。
イグニッションスイッチ周辺の配線を触っていると電源が復活。
イグニッションスイッチのカプラーを外してみるとあらら、、、焦げちゃっています。
端子が焦げてしまい接点不良になりストールしたようです。
配線を追っていくと分岐して電源を取っています。
ヒューズとリレーに入り、、、
熱線入フロントガラスに入っていました。
熱線は消費電流量が大きいので他の電装品と同時に使った際に、配線が加熱し端子が焦げてしまったのかもしれません。
お預かりし配線の電源の位置の見直しと熱線入りガラスの動作チェックを行います。またオイル交換の時期ですのでこちらも一緒に作業します。
それではお預かりします。作業完了までレンタカーでご辛抱ください。
2/25アズマ追記です。
熱線やヘッドライト、ワイパーなどすべて作動させた状態での配線の負荷を確認してみます。
全負荷をかけた状態で電流量は20.43Aになりました。配線自体も熱くなっています。
焼けてしまったカプラーを直しました。
2/26アズマ追記です。
フロント熱線の配線を引き直し。バッテリー直電のスターターから電源を取ります。
負荷をかけた状態で12.93Aまで下がりました。
ちなみにフロント熱線の配線単体での負荷は11.27Aでした。
2/29アズマ追記です
オイル交換を行っていきます。
オイル量はOKです。
ガソリン臭は少なめ。
下回りは少々オイル漏れがありようです。
ブーツ類の破れはありませんでした。
触媒を叩くとカラカラと音がします。内部が剥離しているようです。
オイルを抜いていきます。抜いたオイルの色は濃褐色でした。
茶こしの異物は小さな銅片がありました。
足回りの緩みチェック。気になる緩みはありませんでした。
足回りの可動部はグリスアップをしておきました。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSと万能添加剤のSOD-1です。
今回も写真付きでオイルカルテを更新しました。
3/1アズマ追記です
エンジンルームを点検していたところ1番のプラグコードにヒビを発見。ここから漏電していました。
コーキングして応急処置しておきました。
端が切れてしまったワイパーブレードは交換しておきました。
クーラーのダクトなどがビビるようなので緩衝材を入れおきました。
続く。
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