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MGT様 中央高速でエンジンストールで初キャメルです。

今年は雪降らない??ムナカタです。

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MGT様エンジンストールで初キャメルです。
まずは、お車だけ到着です。
無事に運んでいただいたレッカーマンありがとうございます。

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早速、オイル・冷却水量などを確認して

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ダメ元でエンジンスタートしてみるとエンジンかかりました!

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駐車場まで自走で移動しました。

曽根です。。

ちょっとだけですが・・走ってみました。

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一発でエンジンは掛かりますが、

走り出すと軽くアクセルを踏んだところでエンジンが吹けたり吹けなかったり・・・

タコメーターも大きく揺れます。。。

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燃料が止まりかけるのか、点火が止まるのか・・どちらともとれるような症状ですね。

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バックだと同じようなアクセル開度を繰り返しても症状がでなかったは偶然なのか。。

いろいろヒントを集めていきます。。

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前進と後退ではエンジンの振れる方向が逆・・・というのもヒントかも

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ECUの近くのハーネス配線はむき出しになってますね・・

こういう部分も危険信号。。。

そして夜になって MGT様ご来店。

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始めまして。。

いきなりカメラを向けられてもピースでお応えいただきました

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今日はとりあえずご挨拶だけです・・

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では・・車の前で入庫写真です。。。

こういう原因究明は時間かかるかもしれません・・

1月11日追記

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ミニモニでECUチェックしてみます。

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92年式はミニモニの場合、特有のエラーコードが出ます・・・

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フォルトはスロポジセンサーと・・

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クランク角センサーに入っていました。

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一旦リセットします。

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エラー17も92年式ECU特有のコード・・

ノーフォルトになったと判断します。。。

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マルチ画面の数値はすべて正常

左上のアイドル回転はクランク角センサーの信号を表します。

その他の数値も基準値内です

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インマニの負圧 MAP37kpaは上限ギリギリ・・

これ以上大きな数値だと燃調が濃くなり黒煙が出ます。。

バルブクリアランスが狭いことも考えられます

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水温89度

この温度が正確かは・・水路洗浄などで行うスリーチェックをお勧めします。

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吸気温 31℃

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電圧OK

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O2センサーが排気ガス中の酸素量を測定してます

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O2センサーのデータを元にECUが燃調を補正中・・・

6%薄くして補正していますが基準値内です。

ミニモニで測定中は普通にアイドリングしていましたが

だんだん不安定になってきました・・・・

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アクセルを吹かしても失火するような症状でストールも何回か・・・

タコメーターがタコ踊りします。。。。。

点火に問題がありそうな動きです。

点火信号から点火するまでの流れは・・

クランク角センサー⇒ECU⇒イグニッションコイル⇒デスビ⇒コード⇒プラグ

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暖まってくると症状出る部品にクランク角センサー、イグニッションコイル、ECUなどがあります。。

コイルはこの症状がでてから交換したことがあるとのことでしたので

今回はクランク角センサーを交換してみます。。

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新旧交代の儀・・・

見ても故障してるのかは判断できない部品です。。。

交換後・・さっきのようなタコ踊りは無くなりました。。

クランク角センサーは不調の原因のひとつだったことはわかりました・・

しかし、まだ不調です。アクセルを踏み込みに応じて回転がついてこない・・・

キャブ車で言えば加速ポンプから燃料が噴射しないって感じ。。。

インマニからECUに繋がるバキュームホースに亀裂があるか・・・

スロポジセンサーあたりが怪しいです。。

1/12アズマ追記です

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バキュームホースを新品に交換します。

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バキュームホースを新品に変えたついでにフューエルトラップの清掃を行いました。

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リフトアップして下回りチェック。フロントの足回りのリバウンドバッファが潰れてしまっています。

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サスペンションはミニスポーツのハイローキットとコイルサスの組み合わせです。
このハイローキットは皿の部分が薄くコイルサスと一緒に使うと割れる恐れがあります。

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燃料パイプと燃料フィルターの間のパイプが捻れて潰れてしまっていました。

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ドライブシャフトブーツは左右とも破れてしまっています。こちらは今回交換しましょう

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左のデフサイドシールからオイルが滲んでいます。ドライブシャフトブーツの交換と一緒にこちらも交換します。

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その他からのオイル漏れはなさそうです。

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サブフレームマウントやブッシュ類の剥離などは見受けられませんでした。。

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エキゾースト周りの状態も良さそうですね。

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フロントフェンダー内にクラックが発生していたのでマーキングしました。

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ヒューズはブレード化されているようですね。

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ミニモニでECUをチェックしていきます。エラーコードを記録するフォルトは年式特有のバージョンエラーの他に今回交換したクランクセンサーが記録されていました。

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フォルトはリセットしておきます。

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マルチ画面の数値は表示されています。

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MAPは基準値内です

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水温、吸気温度センサーは計測しています。

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電圧は良好です。

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O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測しています。

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燃調二次補正も行われていました。

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灯火チェック。前後ともしっかりと点灯しています。

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ステアリングのロックtoロックは問題ありません。

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走行チェック。クランクセンサーとバキュームパイプを交換したおかげで失火などの不調はなくスムーズに走るようになりました。

次はドライブシャフトブーツなどの交換を行っていきます。

1/13日ムナカタの追記です。

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本日は、リヤのハブベアリングにガタがあるということでハブベアリングの交換作業から行います。
まずは、ドラムを外します。

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カバーを外してみるとナットがゆるゆる状態になっていました。

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トルクレンチでしっかり締めてガタを確認してみます。

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割りピンがいなくなっていたので割りピン入れておきます。
その後、タイヤをはめてガタを確認してみるとガタはなくなっていました。
今回の原因はナットの緩みによるものでした。。

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続いて、フロントの足回りの作業を確認していきます。
左のタイロッドにはガタが有りナイロンベアリングも交換予定でしたが外してみるとタイロッドエンドもガタが大きくなっているようです。こちらもせっかく外したので交換しましょう。

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続いて、ドライブシャフトのアウターブーツを外そうとしたところスイベルハブが外れなくなってしまっていましたのでスイベルハブごと外します。

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グリスや汚れを落として

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ブーツを交換。

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たっぷりグリスで組みなおします。

1/14日ムナカタの追記です。

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インナージョイントを外してデフサイドシール交換の予定でしたがインナージョイントのブーツもクラックが入っていてメクラ蓋からもオイル漏れしてたのでブーツも交換します。
まずは、デフサイドシールを交換。

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洗浄して、ブーツを交換。

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シーリングもしっかりと。

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グリスたっぷりで組み込んでおきます。

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この間、オイルが漏れてきてしまうのでキャッチしておきます。

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インナージョイントを戻したらミッションケースはお掃除しておきます。

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続いて、タイロッド・タイロッドエンド・ナイロンベアリングを交換。

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緩み止めのお薬しておきます。

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こちらも緩み止め。

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グリスも入れておきます。

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カチッとトルクをかけてt締めこんでおきます。

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続いて、リバウンドバッファーも交換。

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タイヤを戻してこちらもカチッと締めこんでおきます。

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抜けてしまったオイルも戻しておきます。

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オイル量OK。

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そして、走行チェック。
ハンドルが少し左に向いています。

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交換したタイロッド側で調整。

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センターOK。
その他交換・整備した箇所の確認もOK。

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ピットに戻って灯火などの確認をしようとしたところ、ライトスイッチON時にいきなり大量の白煙が室内に?!
どうやら配線が焼けたようなにおい。。
パネル裏あたりから煙が上がったので確認する必要が有りますね。

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ヘッドライトの配線が焼けているならば点灯しなさそうな灯火類はすべてOK。

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ヘッドライトスイッチの配線を確認します。
このタイプのスイッチは外すときに破損してしまうので再使用できなくなってしまいます。

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ギボシ付近が焦げていますが、あの煙の量ならここではなさそうな感じです。。。
しかし、見慣れないギボシ配線が少し気になります。

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また、本体カプラーあたりは過去に熱を持ったのでしょう。焦げてしまっています。

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焼けてしまった配線を探すためにパネルを外します。

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しかし、パネル裏に焼けているような痕跡は見られません。。

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ステアリングコラム付近も確認してみると怪しい配線を発見。

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ここで間違いなさそうです。。
焼けて切れている配線はヒーター裏に行っているのでたどっていって修復しないといけません。

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焼けている配線の分岐している先はETCとシガーソケットでした。
どちらも機能していません。

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配線修理でヒーターをおろして作業します。
ヒーターを下すならヒーターコアからの水漏れもあるのでこちらも一緒に作業しましょう!

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早速、配線修理していきます。
シガーソケットの配線は配線をテープで巻いている状態でギボシなどはない状態でした。このままでは危険な状態なので治していきます。

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ハンダ付けして、熱収縮チューブで巻いておきます。
他の配線も同様に作業をしていきます。

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見える範囲で配線修理が完了したので、ヒーターをおろしていきます。
シガーソケットは水没するといけないので外しておきます。

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ヒーターを外します。

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配線を確認してみると、ヘッドライトの配線が過去に焼けてしまった痕跡もあります。
そのため、ギボシが使われていたのかもしれません。
どたらにせよ、このままでは危険なのでこちらも処理していきます。

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今回焼けてしまった配線は、たどってみるとヒーターではなくワイパースイッチレバーの方の配線からアクセサリー電源をもらっている箇所でした。
こちらも配線修理が必要です。

本日はここまで。

つづく

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