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OGS様 前回点検した宿題。。水路洗浄スリーチェックとナックルジョイント交換です。

曽根です。

前回初キャメルでリチウムイオンバッテリーに交換したOGS様

その時点検で出た宿題の整備でご来店です。

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● オイル交換

● 水温上昇の原因究明 水路洗浄&スリーチェック

● ナックルジョイント交換

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今日はまずは水路洗浄からです。。

高速道路で水温上昇するとのことですので冷却能力不足の疑いもあります。。

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冷却水の色はやや濁ってます。

水面がラジエター口から2㎝位のところで安定してる場合は漏れはないけどリザーブタンクとの呼吸ができてない可能性あります。

1000㏄時代はリザーブタンクなかったから・・と思えば時々冷却水を点検すれば重大な問題でもないですが・・・。

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ラジエターフラッシュいれてエンジン始動で洗浄開始

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室内のヒーターコアも漏れチェック。。

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国産のヒーターコアに交換済みですね。。。

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ヒーターバルブを開けておきます

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後期モデルはヒーターコアの横にバルブが付いてますが

メンテしやすいようにエンジンルームに国産のバルブで移設されてます。

これはキャメルオートでもお勧めするやり方です。。。

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リザーブタンクから抜いて後ほど補充します。

数分間の洗浄で水温上昇してます

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エンジン側は81℃まで上昇してますが

ラジエターは35℃のまま。。。

サーモスタットの密閉度は優秀です。。。

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そのまま水温上昇してエンジン側92℃ ラジエター90℃まで急上昇。。

サーモスタットが開きました。。。

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ラジエターに勢いよく流れ込んでくるのが見えます

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そのまま水温上昇させて次は電動ファンが回るのを待ちながら点検です。。

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吹かすと勢いよく流れ込んでくるのですが泡が目立ちます。。。

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97℃まで上昇。。。 ラジエターも95℃・・

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沸騰するにはちょっとだけ早いですが泡が出て吹き返ししてる感じ。。。

泡が冷却を邪魔してるようにも見えます。

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99℃で電動ファン作動。。

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その時の水温計の針は真ん中よりすこし下。。

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96℃でストップ  電動ファンの作動は確認できましたが作動温度はもう少し低い方が良いですね。。。 

電動ファンは渋滞や停車中での冷却に影響するので高速道路での水温上昇とは関係ないですが・・・・

サーモスタットの密閉・開弁は良好。。 水温センサーの温度精度も良好です

排水します。。。

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汚れてますが白っぽく見えるのは小さな気泡がたくさんあるからです・・

気泡は冷却能力を低下させるので高速での冷却能力不足に関係ありそうです。

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気泡が少なくなると色が濃くなります。。

冷却水の劣化はありますが錆びは出てきませんでした。

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ラジエター口から逆流で吸い上げます

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バイパスホースをクリップで止めてヒーターコアから逆流で吸いだします

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今日もようやく夕方になって少し気温が下がって楽になりました

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左側のヒーターコアの逆流水からは最初の内は少し錆っぽい汚れもでてきました

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クーラントいれて・・

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強力防錆で水路保護と消泡機能強化で冷却能力アップのクーラントブースター。。。

この消泡機能がまず第一弾で効果。。。

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今回の水温対策の本命は『進化剤ソーマ』です。

水路内の気泡を減らし冷却効率を上げるという今回の原因にピッタリなヤツ。。。

高速走行で10℃も下がった実績もあります。。。

8/20アズマ追記です

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ナックルジョイントを交換します。

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ナックルジョイントを取り外し。

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新しいナックルジョイントに交換します。

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リバウンドバッファーは潰れていたので同時に新しいものへ交換します。

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ナックルジョイントの交換完了です。

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ミニモニをチェックします。

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マルチ画面の数値は表示されています。

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MAPは基準値内です

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水温および吸気温センサーは計測されていました。

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電圧は良好です。

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O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測中。

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燃調二次補正も行われていました。

オイル交換を行っていきます。

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オイルの量は適量入っています。

燃料希釈によるオイルの粘度低下の目安となるガソリン臭は中くらいでした。

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オイルを抜いていきます。抜いたオイルの色は、濃褐色でした。

茶こしフィルターに異物はありませんでした。

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ドレンボルトの鉄粉量は中くらいです。

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ドレンボルトを抜く際硬かったのでタップを立てておきました。これでスムーズにドレンボルトの着脱ができます。

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オイルフィルターを交換します。

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ノーマルのオイルフィルターを取り外し。

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新しいフィルターは磁気式フィルターのPECSを装着します。

また、フィルターケースはもれないフィルターケースに交換します。

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PECSともれないケースを装着します。

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オイルフィルターの交換完了です。

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パーツクリーナーで油汚れをお掃除。

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ブレーキキャリパーはエアブロー。

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足回りに気になる緩みはありませんでした。

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足回りの可動部にはグリスアップをしておきました。

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オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSと万能添加剤のSOD-1です。

オイルカルテ

キャメルでのオイル交換が今回始めてでしたのでオイルカルテを作成しました。
今後オイル交換ごとにこちらのカルテを写真付きで更新します。

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灯火を確認して作業完了です。

8月25日追記

引取でご来店いただきました

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部品交換でどう変わったか楽しみです。。。。

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ありがとうございました

またのご来店をお待ちしております。

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