曽根です。
HKT様からセルが回らなくなっちゃった。。。
と緊急連絡でレッカー入庫していただきました。
レッカーが到着した時はバッテリージャンピングでエンジン掛かったそうですが、
止まったら再始動できないかもしれない・・とのことでそのままレッカー搬送してもらいました。
発電とバッテリーチェック。。セルモーター点検が必要ですね。。。
安心オートマにしてから1000㎞オーバーしてましたので
初回のオイル交換も承りました。。。
すみません、本日は入庫のご報告だけになります。。
8/6アズマ追記です
まずはオイル交換から行っていきます。
オイルの量は適量。燃料希釈によるオイル粘度低下の目安となるガソリン臭は少なめでした。
ブレーキオイルも適量入っていました。
走行チェック。とても調子がよいですね。
ミニモニをチェックします。エラーコードを記録するフォルトはありませんでした。
マルチ画面の数値は表示されています。
MAP値は基準値内でした。
水温、吸気温センサーは計測しています。
電圧は良好です。
O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測中。
燃調二次補正も行われていました。
灯火はリバースランプが点灯していません。左右ともつかないので球切れではなくスイッチ不良の予感。その他のライトはしっかりと点灯していました。
足回りのガタは左右アッパーアームに中くらいのガタがあるようです。
右フロントフェンダー内のショックアブソーバー裏に5cmほどのクラックが発生していましたのでマーキングしておきました。
足回りのブーツ類は破れ等はなくきれいですね。
左右のリバウンドバッファーは潰れてしまい役目を果たせていないですね。
エキゾーストの破れなどはなさそうです。
マフラーの吊りゴムがマウントから外れてしまっていました。
釣りゴムを元に戻して外れないように加工しました。
リアのショックアブソーバーはオイルが漏れてしまっていました。
エンジンはオイル漏れがなくきれいですね。
オイルを抜いていきます。抜いたオイルの色は褐色でした。
茶こしに異物はありませんでした。
ドレンボルトの鉄粉は多めです。
ドレンボルトの鉄粉量が多目でしたので、PECSを点検します。
PECSの鉄粉量は少なめですが、取り付けてからの走行距離を考えると多めです。
ATオーバーホール後ですのでトルクコンバーター内などに溜まっていた鉄粉が出てきたものと思われます。
ミッションケースをサラッとお掃除。
ブレーキキャリパーをエアブロー
足回りの可動部はグリスアップしました。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージSと万能添加剤のSOD-1です
今回オイルカルテを新規作成しました。今後オイル交換ごとにこちらのカルテを写真付きで更新していきます。
バッテリーチェッカーでバッテリーチェック。健康度は91%
充電率は66%
バッテリーチェッカーでの結果は交換おすすめと表示されました。
暗電流の量も確認します。
暗電流の量は22mAでした。これくらいの量でしたら問題ありません。
オルタネーターの発電量は14.18Vしっかりと発電されていました。オルタネーターは問題ありません。
先程点灯しなかったリバースランプを点検します。
リバーススイッチのカプラーを短絡させます。
リバースランプは点灯しました。配線やバルブに異常はないようですね。
スイッチの不良のようなので新しいスイッチに交換します。
ギアをリバースに入れてテスターを見ながら位置の調整をして装着。
スイッチを交換してリバースが点灯するようになりました。
お待たせいたしました。作業完了です。
8/7アズマ追記です
追加でバッテリーとリバウンドバッファーを交換していきます。
バッテリーは大きいサイズの鉛バッテリーが装着されていました。
取っ手がなかったので一苦労しましたがなんとか重たいバッテリーを外せました。
新しいバッテリーはリチウムバッテリーに交換します。軽くてハイレスポンス、ハイパワーなバッテリーです。
新しいバッテリーには交換した日付などを記入しておきました。
このリチウムバッテリーは専用アプリを入れることにより、バッテリーの状態を確認することができます。新しいバッテリーの様子は良いようです。
続いて潰れてしまったリバウンドバッファーを交換します。
潰れてしまったリバウンドバッファーを取り外しました。クッション部分がほぼ役目を果たしていないですね。新しいリバウンドバッファーに交換します。
新しいリバウンドバッファーに交換しました。
作業完了後移動させようとしたところセルモーターが回らずエンジンが掛かりません。
バッテリーを交換してから何度かエンジンの始動はしていたのですが急にセルモーターが動かなくなりました。
セルモーターにつながる配線を確認。ヒューズ切れなどはなさそうです。
こちらの動画の方法を使って強制的にセルモーターに電気を流してみます。
本来ならセルモーターが回るはずですが、全くもってうんともすんともいいません。セルモーターの故障のようです。
セルモーターに衝撃を与えると回ることがあるので念のため叩いてみましたが、動作しません。
セルモーターの交換が必要ですね。
つづく
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