曽根です。
ST様 前の車がバックしてきてぶつけられちゃいまして・・レッカー入庫です。
前回はルーフに素敵なモノトーンのユニオンジャック貼りました。
入庫です。。。
右前をぶつけられたとのこと。。。
バンパーが後ろにずれてますね。
バンパーにはオーバーライダー付きです。。
バンパーが後ろにずれてるのが分かります
取付ボルトも歪んでました。。
ヘッドライトの光軸は大丈夫そうですね
気になるオイル漏れもあるとのことで点検もします。
オイル量はOKです。。。 前々同様、ご自分で補充されたのでしょうか・・
おぉ~ ツーンとするガソリン臭が強いです。。
チョイ乗りが多いか、長時間のアイドリングか・・・
いずれにしても燃料希釈が一番オイルの性能劣化しますので今回オイル交換は必要ですね
ブレーキフルードが少なそう。。。
これはかなり少なくなってます。 どこか漏れてます。
後ほど点検します
エンジンの振れが大きいのはステディブッシュの劣化です
ラジエターのバイパスホースの取付部からチョイ滲み・・注意して状況観察です。
プラグコードキャップ内の錆がかなり多め。。
交換したいです
プラグも併せて交換したいですね
ミニモニでECUチェック
前々回のオイル交換時と同様に吸気温センサーにフォルト入ってました。。
今回も一旦リセットしておきます。
マルチ画面のステップ値だけが16と少々低めですが他は基準値内。。
バキューム値もOK
水温センサーは85℃を指してます。
正確な温度との比較は水路洗浄でのスリーチェックをお勧めします
フォルトだった吸気温も表示してました。。
しばらく様子見ましょう
電圧OK
O2センサー稼働してますね。
O2センサーの情報から燃調補正も正常にこなしてます。
試乗テストします
足回りは硬く少々跳ねますね。。。
右前の事故での走行上の問題はないですね。。
他のMiniと比べてちょっとハンドルが重いように感じます。
Miniのために開発された専用の電動パワステを始めました。。
ただ軽いだけのパワステではありません、重さや反応を乗り手に併せて数段階で調整可能なパワステです。
ぜひご来店の際には試乗してみてください
ヒーターノブが硬くて引けないですね・・・
ヒーターユニットを覗いてみたら・・・
錆水が漏れた形跡があります。 ヒーターはしばらく使ってないとのことでしたが滞留した冷却水が完全に錆びてしまったようです。
ヒーターコアとヒーターバルブは交換が必要です。
交換の際はヒーターバルブをエンジンルームに移設する方法もありますが今回は標準の位置のまま交換します。
戻ってきてリフトアップです
オイル漏れ多いですね。
駐車場に垂れたオイルはこの辺りからの漏れでしょうか
フロントパネルを伝って垂れてました
あー、、オイルフィルターケースから漏れてます。
ここから漏れるのはこれで3回目です。 ノーマルのフィルターケースが変形してしまってる可能性あります。。今回、漏れないフィルターケースの磁力フィルターPECSにしましょう!
右足回り OKです
潰れたラバコンと抜けてしまったショックが硬くて跳ねる原因ですね・・・
ニューラバコンで足回りを新車以上に復活させたいです♪
あー!!
左のキャリパーからブレーキフルードが大量に漏れてました。。。
これは危険でした。。。 危機一髪。。
前回の車検でリヤ側のホイルシリンダーもOHしてないようなのでブレーキは4輪ともオーバーホールしましょう。
12/24アズマ追記です。
水路洗浄を行っていきます。
洗浄剤をラジエーターに投入。
ヒーターバルブを開き水路全体に洗浄剤を行き渡らせます。
サーモスタッドの動作チェック。ラジエーターに挿した温度計とエンジン側の水温センサーにしっかりと差がありサーモスタッドの閉じは良いようです。
しばらくしてラジエーターに勢いよくクーラントが流れ込んできました。
このときの温度は81℃。サーモスタッドの開弁具合は良いですが、温度はインジェクション車規定の88℃より低めの温度で開いています。
水温センサーと温度計の差は1℃、水温センサーの精度は問題なさそうです。
電動ファンは86℃でONとOFFを繰り返していました。
水路内のクーラントをすすぎだします。通常のすすぎでは目立った汚れはなさそうです。
逆流吸い出しをしたところ汚れが出てきました。汚れが詰まっていたようです
水路洗浄をしましたが、ラジエーターコアはまだ少しつまりがあるようです。
サビ漏れ跡のあるヒーターコアを交換していきます。
ヒーターユニットを取り出し中からヒーターコアを出します。
コア自体からは漏れていませんでしたが、
パイプとコアの間のジョイント部分から漏れていたようですね。
新しいヒーターコアは、そんなジョイント部分がない国産ヒーターコアに交換します。
動きの渋いヒーターバルブも交換します。
ヒーターバルブを取り外し。
ヒーターワイヤーもセットで交換。
ヒーターバルブは国産車用のものを流用。
ヒーターワイヤーも新しいものを装着しました。
ヒーターコアを交換したヒーターユニットを装着。
LLCと水路保護のためのクーラントブースターを投入しヒーターコア交換完了です。
オイル交換のためオイルを抜いていきます。オイルの色は濃褐色でした
茶こしの異物はカーボンが引っかかっていました。
ドレンの鉄粉は多めです
今回オイルフィルターを交換。
ノーマルフィルターから磁気フィルターのPECSに交換します。
磁気式フィルターのPECSは1次摩耗で発生した微細な鉄粉を取り除くことにより二次摩耗、三次摩耗を防ぎます。
更にケースはAT用もれないケースで装着。
純正のフィルターだとフィルターケースの細い部分とゴムだけでオイルを防いでいましたが、このもれないケースはねじ込み式にすることで接触している面積を拡大し漏れを防ぎます。
もれないPECSを装着しました
ミッションケースはオイルなどでドロドロ、、、
お掃除して綺麗にしておきました。
足回りの緩みチェック。気になる緩みはありませんでした。
オイルを入れていきます。今回入れたオイルはプロステージと万能添加剤のSOD-1です。
今回も写真つきでオイルカルテを更新しました。
スパークプラグを交換。
新しいプラグはスペーサーを入れて、プラグ先端の広がっている部分が吸入バルブ側に向く
インデクシングという作業を行い取り付けます。
このようにインデクシングを行なうことにより燃焼効率が良くなり調子の良いエンジンになります。
エンジンの振れを抑えるステディロッドブッシュを交換。
新しいブッシュに打ち替えました。
新しいステディロッドブッシュになりエンジンのフレはだいぶ収まりました。
12/28アズマ追記です。
漏れてしまったブレーキキャリパーをオーバーホールします。
ブレーキパッドは、ブレーキオイルで濡れていません。再使用できそうです。
ローターも無事でした。
ブレーキキャリパーを取り外し。
外したブレーキキャリパーは分解して清掃します。
キャリーパのピストンやシール類は新品に交換して組み込みます。
組み込み完了。キャリパーのオーバーホールが完了しました
続いてリアブレーキのカップ交換。ブレーキフルードの漏れはありませんでした。
ホイールシリンダーはホーニングしてお掃除。
目立つ傷や錆などはありませんでした。
カップキットを交換、国産の物を使用します。
新しいカップキットを組み、取り付けました。
ブレーキフルードが漏れているブレーキマスターを取り外し、シールを交換します。
新しいシールに交換しました。
ガタのある左ハブベアリングは、、、
ベアリング自体は交換歴があります。比較的新しいようです。
今回は交換せずに、増し締めしておきました。
ブレーキ周りを組戻して、ブレーキ周りの作業は完了です。
足回りの可動部にグリスアップを行いました。
ミニモニチェック。エラーコードを示すフォルトはありませんでした。
マルチ画面の数値は表示されています。
MAPは基準値より低めで動作中。
水温、吸気温度センサーは表示されています
電圧は良好。
O2センサーは元気にぴょこぴょこと計測しています。
燃調二次補正も行われていました。
点火を更に強化するため新しいプラグコードに交換します。
新しいプラグコードに交換しました。
ST様ご来店。
キャメルカレンダーゲットです。カレンダーの中でのお気に入りは2000GT!
天気が良いので今日はこのままどこかへドライブですね!
ありがとうございました。またのご来店をお待ちしております。
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