ほとんどの皆さんがお盆休みに入ってると思いますが、我が社は今日までガレージワークがあります。明日13日からお休み。
とは言え、ショッピングサイトからのご注文には休みなくお送りしていますのでご安心を。
インジェクションミニの好不調については、普段から四の五の言ってる身ですから、ある程度トラブルシューティングの整理はついてるんですが、今回は少し手こずっています。
理由は、以前重整備を受けた際に、インマニの取付で、ほんの少し、走りに違いが出ない程度のエアを吸ったまま2年くらい走っていたせいで、どこまで影響が出てしまってるか、作業と試走を繰り返す事にはまってる事なんです。
インマニのヘッド側は堀に多少のばらつきがあって、位置合わせの丸いリングをヘッドに付けると、インテーク側で奥まで入らない場合が非っ~常に稀ですが起こりうる可能性があります。で今回、数年ぶりにご対面となりました。
普通、黒煙を吐くような場合、エアを吸っていたり、ミニの場合、水温センサーの出力がおかしくなるケースが多く、
症状が出てから短い場合はO2センサーまで見ないんですが、・・・、
写真ではそうでもありませんが、カーボンで中まで埋まっていました。
ミニのようにO2センサーでエンジンの不調を見るというより、O2センサー自身の診断をしなきゃなりません。エンジンチェックランプがあるわけじゃないでしょ?エラーコード=交換はあまりよろしくありません。オシロスコープで波形を見ればセンサー出力は正常かすぐ分かります。
排ガスでも判断できるので、ただ単にテスター掛ければいいわけじゃありません。
現にここまでダウンパイプが煤けていると触媒を詰まらせてしまいます。
そして排気漏れがひどいと、それ自身が不調の原因になってしまいます。
ダウンパイプの交換で、やっぱりスタッドが折れてしまいました。でもDHRでは常にスタッドを打ち換えた物が用意されていますので、即交換出来ます。
触媒とマフラーを再度エアブローできれいにして、ECUをリセットしてアイドリングをチェックすれば完成です。
お盆前はここまででおしまい。