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MTB様 発進や変速時にガガガッってジャダーがでるので安心オートマにします。。 水温もなかなか下がらないのも直してね。 

曽根です。

7月某日 オートマ点検の問い合わせをいただいておりました。。。

ありがとうございます。

そして、初キャメルでMTB様ご夫妻です。。。

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キャメルに来るのは初めてだけどブログは見てたからねー。。♪

だから、いきなりカメラ向けられても・・即ピース。。  ありがとうございます。

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後ろ姿もカワイイ。。。MK-1仕様の赤いMINI。。

フェンダーレスのスタイルは好きですが車検ではオバフェン付けるようでしょうか。。

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じゃ、もう一度、MINIの前で いらっしゃいませショット

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フロアマット、シート、ベルト・・・みんなユニオンジャック。。♪

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リヤシートにもユニオンジャックのクッションが並んでます。。。

みーんな奥様チョイスだそうです。。。

夫婦でMINIを楽しんでるのがすごく伝わってきて幸せなMINIですねー。。

では、エンジンルーム拝見します。。。

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クーラーのコンデンサーが前置きの前期タイプです。

オースチンのエンブレムのヘッドカバーを中心にさりげなくお洒落な感じ。。

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サーモハウジングからの水漏れ跡は気になりますね。。。

水温が下がりにくい・・のと、クーラーの効きがイマイチ。。。とのことですが

漏れによる水量不足での水温上昇も考えられます。。。

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ラジエターとフェンダーの間の隙間から風がはいってしまうんで

電動ファンが回ってもここから吸ってしまってラジエターコアを空気が通らないのも水温が下がらない原因かと思います。

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オイルはOKです。。。

では、ご一緒に試運転させていただきますね。。。

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奥様、いつもは助手席でしょうけど、ちょっとだけリヤシートでお願いします。

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仰ってる症状はすぐに出ました。。 発進でもガガガッって振動を伴なって繋がります。。

3⇒4速でも出ますね。。。   フォワードクラッチプレートが破損してる症状ですね。

特に出やすい発進時に必ずジャダーが出ないのは、エンジンに低回転からのパンチが少々足りないように感じます。

この年式のECUは燃調がやや濃いめということもあり、バルブクリアランスが狭すぎるとカブリ気味な傾向になるとパンチ不足になります。

リバースのストールテストは合格。。リヤの滑りはありませんでした

走行中・・・・冷却水の香りがプ~ンとしたんでヒーターコアを覗いてみたら・・・

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かなりの勢いで漏れてる模倣。。。

これも冷却水が減る原因です。

エチレングリコールは有害だし・・これは直しておきたいです。

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リフトアップして下廻り点検しますね。。

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ドライブシャフトにはヒビが入り始めてました。。。

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アッパーアームとサスペンションを繋ぐナックルジョイントの樹脂カップが飛び出してます。。。

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その上を覗くと、ラバコンからコイルサスに交換されてました。。。

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サスペンションが遊ばないようにアッパーアームを下から支えるリバウンドバッファーが潰れそう。。

特にコイルサスの場合、サスが遊ばないように注意が必要です

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数年前にオートマの修理をされたとのことです。。。

ミッション番号と・・

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デフケース番号が同一でした。。 現物を修理された可能性もあります

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オイル漏れはやや多め。。。

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アンダーガードにも伝わってます。。

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左のラックブーツは切れてますので交換ですね。

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ミッションの後ろ側から上に向かって覗いたところ。。。

ロアホースに水が垂れた形跡です。。。

あちこちに少しづつ水漏れの跡がありますね。。これらはキチっと止めておく必要があります。

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安心オートマとニューラバコンの試乗車。。おとーと君に乗ってみてください。

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じゃ、行ってらっしゃーい。。♪

戻ってきて・・・・

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全然違いました。。。

MTB様のMINIも こういうオートマになりますからお楽しみに。。。

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では、安心オートマ と 車検 承りました。。。。

よろしくお願いします。。。

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少々お時間かかりますが、その間は代車でご辛抱ください。

(と、ここまでは7月24日のことです。。。)

~   ~   ~   ~   ~   ~

8月6日追記

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エンジン降ろす前に水路洗浄とスリーチェックしておきます。

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入庫時にヒーターコアの漏れがあるのは確認済ですが・・・

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もう一度。。。確認。

ヒーターケースの両側から漏れてました。。

漏れてる景色はコレが見納めね。。

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ヒーターを含めて洗浄できるようにコックは開けます

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ラジエターフラッシュ入れてエンジン始動で洗浄開始

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今日は暑いです。。。気温と同じ位の温度からスタート。。

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サーモスタットが開き始めました。。。

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電動ファンの作動確認を待ってたら噴き上げてきてしまったので

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キャップをしました。。。

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キャップとの密閉も良くないようで圧力が強いとちょっとづつ滴になって漏れてるようです。

キャップ交換してみましょうか。。

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101℃で電動ファン回り始めました。。。

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水温計の位置はこの辺り。。。

この水温計はやや高めを指すようです。。 

電動ファンが回り始めて温度が下がるのを待ってましたが・・・・

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さらに上昇してます。

やはり、ラジエターとフェンダーの隙間から風がながれてしまって冷却できないようです

エンジン積込の際に、ラジエターの廻りを囲うストーンガードを取り付ければ改善すると思います。

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排水。。。 スッキリです。

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ラジエターとヒーターコアから逆流で汚れを吸い出します

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ヒーターコアは汚れが滞留しやいです。。

次はオートマの油圧チェックJとドレン点検します。

8月7日追記

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本日はオートマ油圧とドレンボルトチェックを行います。

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フィルターヘッドの油圧取出し口に油圧計を取り付けます。

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エンジンは十分暖気して温間状態にします

フィルターケース表面温度で88℃まであがりました

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運転席から見えるようにフロントガラスに油圧計を貼り付けておきます

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ニュートラル油圧 6.5㎏  正常です

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前進に入れた時・・・ 約6㎏です。  正常値の範囲です。

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リバース油圧。。 8~9㎏の間を動きます。。。

油温が高いことも影響してると思いますが・・・ちょっと低めです。

リバースのサーボピストンシールの漏れもあるかもしれません。

次にドレンボルトの鉄粉チェック

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取り外したアンダーがーとには漏れで垂れたオイルが多めです

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別のドレンボルトを用意して、サッと交換します。。。

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おぉ~ オートマMINIの中でも鉄粉は少ない方です

これなら、ギヤドラムは再使用できると思います。。。。

次はエンジン降ろし作業ですが、

申し訳ございませんが夏休み明けになります。。 _(._.)_

つづく

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