最近のパーツ事情を知らずに作業するとドツボに嵌るwクラッチ交換です。
早速、作業開始~
レリーズシリンダー…漏れてます。
ラージシールもお約束?!
キャブ用のシールが付いていました。
プライマリーギヤブッシュの摩耗は許容範囲なので
ラージシールのみの交換でプライマリーギヤはそのまま組み戻し。
プライマリーのスラストクリアランスもOKでした。
本丸の作業に移ります。
装着部品と状態、マーキング跡から推察するに
「オイル漏れでラージシールとクラッチディスク交換」の履歴あり…でしょうか。
まずはセンターハブの移植から。
3点キット付属のボルトにひと手間加えてから、新しいカバーに取り付けます。
ディスク・フライホイールとカバーを仮組みしてストロークをチェック。
シムを入れてミートポイントを適正にします。
バランスチェック/調整…お!久々になかなか優秀です♪
このぐらいなら未調整のままでも違和感なかったかもしれません…が、見てしまったからには取っておかないとですよね(^_^;)
この辺りも合わせて交換…
プランジャー・クラッチレバー・エンジンマウントも、事情を知らないとドツボに嵌りますよw
ブレーキフルードに侵されているので、お掃除して錆転換材で下処理後リペイント。
組み戻し作業の途中で、レリーズシリンダーのオーバーホールを済ませておきます。
ちょっと補修などしつつ…
組立完了後、エンジンを始動して
アイドル~レーシングなどで吹け上がりや振動などがないか
クラッチ操作…ミートポイントや滑り・ジャダーなど発生しないか
など確認、テストドライブで違和感がなければ作業完了です。
クラッチパーツがへそを曲げ始めて…かれこれ7~8年?!
そろそろ、ポン組み出来る信頼性の高いパーツの安定供給…何処かお願い出来ませんかねぇ…