販売開始まではネチネチとブログを書いてましたが、販売が始まったらあとはお任せって感じでした
こういった部品の効果はユーザーには想像がつかないし、皆さんの”主治医”は採用しない限り装着されるチャンスはありません(核爆)
さて皆さんの主治医が従来のパーツをどれくらいの時間をかけて交換するかは分かりませんが、DHRハイブリッドボールジョイントの交換を”紙芝居のように説明します。
今回はリフトではなくてジャッキで上げて作業しました。
ホイールを外して、ナットをボルトのトップ部分まで緩めて
テーパー部分を緩める工具で外せる状態にします。ドイツ製の工具ですが25年以上使っています。
ナットを外したらアームからこんな風に横にずらします。
インパクトレンチで一瞬にして外れます。グリースをウエスできれいにしてください。今後は周辺がグリースで汚れる事はなくなります。
付属の丸いステンレスパーツをきれいにした部分に置きます。
ロックタブをつけてグリスニップルで固定します。ボールジョイント本体を手で締め込んで写真のようにロックタブ付近まで来たらトルクレンチを使って”DHRハイブリットボールジョイント規定トルク”まで締め込みます。
ゆっくりとトルクレンチを締めてください。カチカチ禁止です。
ここまで掛かった時間は5~6分です。
ロックタブを2か所折り曲げて緩まないようにします。
ロックタブはノーマル品より厚く丈夫に作られています。
整備士なら丈夫な当て物の上からバールやタイヤレバーのようなもので簡単に折ってしまいます。
僕のように慣れていれば、尚且つリフトアップされていれば上下のボールジョイントはそれぞれ10~15分で交換出来ます。
では交換したらどうでしょう?
ちゃんと違いが分かります、ハンドルの遊びが明らかに減少してタイトなハンドリングになります。