曽根です。
KWK様、前回はマフラーがズレて排気ガスが車内に入り込んで…レッカー入庫でした
今回は車検ですね・・・
いらっしゃいませ。。。
じゃ、早速点検させてください。。。。
まずは試乗のまえにオイルチェックから・・
500㏄ほど減ってますが、ロアレベルギリギリだから許容範囲です。。。
ガソリン臭は少なめですね。。。優秀。。。
ガソリン混入による粘度低下は危険ですからね。。。。
ブレーキフルードの量もOK
今回は車検なのでリヤブレーキカップは交換しますから、ブレーキフルードは全量入れ替えになります。
クラッチオイルは黒ずんでます。。。。
タンク内だけでも入れ替えしておきましょう。。。
じゃ、試運転させてください。。。。
誰も乗ってませんね。。。
さっきからずーっと乗ってるよー♪
すみません。。。お邪魔しまーす。。
ということで、3人で試運転にシュッパーツ
足回りは固くて、更に凹凸での突き上げが強いですね。。
ショックアブソーバーが抜けてる感じです。。。
でも一番気になるのは、エンジンのバラつきと、
アクセル踏み込んだ時ゴボゴボいってキレイに吹き上がらないところです。。。
それで前回もプラグコード、プラグは交換してます。。。
圧縮も測ったけど１～4番まで約14㎏で大きなばらつきは無かったですよね。。。
これは何とか直したい症状です。。。
戻って、ミニモニでＥＣＵチェック
水温センサーにフォルト。 前回から引き続きのフォルトです。
水路洗浄の時、スリーチェックで精査してもらいましょう。。。
一旦リセットしておきます。。
ミニモニでチェックするから見ててね。。。
アイドル回転ＯＫ アイドル認識ＯＫ クローズドループ・・燃調補正ＯＫ
スロットルポジションセンサーＯＫ スロットルバルブ調整のステップ値ＯＫ
エンジンの負荷の状態はインマニの負圧でＥＣＵに教えてます。。。
アイドリング時の負圧 ３２ｋｐａはＯＫです。
水温 これが果たして正しい数値を指しているのか・・・・水路洗浄でその秘密が暴かれる！！！
電圧は１３．８Ｖ 元気もりもりです。。。
エンジン不調の原因調べています。。。
●良い燃料 ●良い火花 ●良い圧縮
この３つがそろえばエンジンは快調なはずです。。
圧縮は前回測って問題なし。。
ＭＩＮＩのＳｐｉ車の燃料は スロットルバルブより遠いところで１つのインジェクターから吹いてます。。
だから濃くても薄くても４気筒全体に影響が出るはず。。。
今回の症状はバラつきのように感じるので・・燃料系の原因は無かな・・・
とすると、やっぱり点火しかない・・・よね。
４番から１本づつ抜いて比較。。
２、３番を抜いてもエンジン回転の落ち込みは少ないです。。
ということは ２，３番の燃焼に何か異常ありか・・・
９８年式なので、デスビは無く、 １，４番 と ２，３番 のそれぞれが同時にスパークするグループ点火です。
ＥＣＵ ⇒ イグニッションコイル ⇒ プラグコード ⇒ プラグ です。。
ＥＣＵからイグニッションコイルに繋がる配線をゴニョゴニョ動かしても変化なし。。。
配線の問題ではなさそうです。
イグニッションコイルは交換してみましょう。。。
下廻りチェック
左右の足回りはガタ、破れは無く良好です。
あー、、左のテンションロッドブッシュが切れちゃってます。。。。
テンションブッシュは、加速、減速で常に力が掛かりますからね。。。重要なブッシュです。。
これは交換です。。
ブレーキパッドの残りは・・・ 2～3㎜かな。。
ローターの外周も段差が大きくなってますよ。。。
あー、ほんとだぁ。。 ブレーキは交換してください。。。
排気音がちょっと大きいけど車検はダイジョブかな・・・
触媒の中身がバラバラになってるみたいでガサガサ音がしてます。。。
新しい触媒に交換すればこのガサガサ音も無くなるし、排気音も小さくなるかも。。。
まずは触媒交換して・・・ 音量クリアできなければマフラー交換しましょ。。。
では、車検おわるまで代車でご辛抱ください。。。
連休を挟むので2週間ほどお預かりさせてください。。。。
2月24日追記
わたなべです。
本日水路洗浄を行いました。
まずは車内のヒーターコアのチェックから行います。
漏れはなさそうでした。
ヒーターコアへと続く水路を洗浄するために
バルブを引いておきます。
洗浄剤を入れてしばらくアイドリングで循環させます。
開始時の水温です。
サーモの密閉はokですね。
徐々に水温が上がってきました。
88度でサーモが全開になったようです。
ラジエーター側の水温系が一気に上がりました。
勢いよくラジエーターに流れ込んできています。
水温センサーの精度も問題なさそうです。
97度でファンは回り始めました。
93度でファンは停止しました。
スリーチェックも済んだので
すすいでいきます。
汚れは少なく,臭いもありませんでした。
続いて逆流で汚れを吸い出していきます。
逆流でも汚れは少なかったです。
良好ですね。
これからも水路を良い状態で維持していきましょう。
冷却水とクーラントブースターを入れて
水路洗浄は完了になります。
つづく。
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