年も明けて、
レースはオフシーズンですが、
いやはや関東某所辺りのPSマニア達の熱いグランツーリスモレースは始まっています。
みなさんせっせと筑波サーキットでミニを走らせています。
実際にグランツの中で走るミニはブレーキが良く効くんですよね~
実車じゃ、そうはいかないよ!って位。
だから、今筑波を走ってるミニの多くがナンバー付きであることを考慮すると
レース用のブレーキパッドを使ってる人はそれほど多くないはずです。
どんなディスクブレーキも、パットとローターが新しい間は”あたり”が出るまで本来の性能を発揮できません。
筑波に限って言えばブレーキングポイントは3ヶ所です。
1コーナー~1ヘア~2ヘアの3ヶ所
タイム的にまとまった時間内に3回の強い制動を掛けますから、温度は上がります。
そこで、よく効くレース用のブレーキと言えば、ピットに帰ってくると使い始めで煙が上がる位温度が上がるタイプです
日本製は置いといて、英国製のブレーキパットだと、EBCかMINTEX、FERODOの3種類
EBCのグリーンやイエローならナンバー付きのミニに使っても支障ありませんが
MINTEXやFERODOのレース用はパットとディスクの両方に初期の焼きを入れないと
まず、パットが持ちません、もろくなります。それとディスク表面にパットを刷り込むような状態を作ります
これでパットの想定した持ち味が出るわけです。
英国製は”ミニ用”というマテリアルはなくて、パットのベースプレートがミニ用になってるだけなので
品番に対して制動力は車種が異なっても同じです。
それを踏まえてMINTEXやFERODOのレース用は”Race only,not street use”と表記して販売していますので
そういう”下ごしらえ”を行って、その後でアタックしてくださいネ
弊社で販売中の4ポットキャリパーでお使いいただくレース用のパッドを少量ですが輸入いたしますので、ご相談下さい。
ただし弊社は輸入して何でも売る”部品屋”じゃないので、弊社製キャリパーをお使いのお客様向けのみになります。
レース用のパッドを市街地走行で使うと、とても減りが早いです。それとダストが出まくりますので、必ずホイールは洗って下さい。WECなどの耐久車輛も、帰り支度の際にはちゃんとホイールの内外を水洗いしています。
ミニのブレーキはローターを減らして制動力を得ています。車重が軽い割には良く減りますし、減った分は鉄粉になってホイールに付くのできれいにしておきましょう。