今日のこのブログが今年最後になります。
今年も1年ガレージドックハウスDHRをご愛顧いただきありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
2020年も真面目にミニ専門ショップとして精一杯努力したいとおもっています。
年内の販売には間に合いませんでしたが、新年早々に皆さんにご紹介できる運びになったニューパーツが
DHR classic mini スイベルハブボールジョイントです。
DHRはこれまでにも旧来の設計が50年以上前のミニのパーツを現在の技術でリマニュファクチャーした物をリリースし続けています。
画像の①~⑤まで番号が振られていますが、①から④までは自動車部品業界においては規格品です。
ゼロから金型を起こしてオリジナル製作する物ではありません。
⑤のロックタブに関しては、こんなものに5~600円払うのは馬鹿げてるので、機能優先で自社で製作しました。
そうやってできる限りのコストカットを行いましたが、このところ円安に振れている為、予定していた価格を5%ほど調整させていただくと思います。
なお、このタイプのボールジョイントを使う事で、この部分のグリスアップは不要になります。
グリスニップルはロックタブ固定の為にのみ装着されます。内部へのグリス注入は構造上不可になります。
このようなパーツは替えた直後からいきなり運転フィールが変わるわけではありません
ただし、ガタやゆるみが生じたパーツの交換や作業する事で生ずる結構な費用負担から解放されます。
デルファイ製の片側で9185円する事を考えればDHR製の1台分が半額程度で済みます。
その交換作業においてもスイベルハブを外す必要はないので、短時間に完了します。
簡単に交換できることと、ユーザー自身が交換できることとは別の問題です。
作業はお近くの整備工場で行ってください。
なお、生産から60年以上経った古い英国車に車検上の純正部品指定はありません。
従来通りの組み立て式で対処される場合は部費代込みで50000万ほど掛かっても
やっぱり純正部品ですよね!と内心馬鹿げてると思われながら”イイネ”してもらえば良いかも。
来年も”ウソの少ないDHR”よろしくお願いいたします!